Day 18、日曜日の今日は普通食に戻せるっつうことで、妻からは一緒に夕食に同じものを食べようと昨夜のうちに提案がありました。


同じものを作って、一緒に食べる。

当たり前なのかもしれない、そんなことが嬉しい。


抗がん剤治療中の私の食事は、基本的には「放置」、つまり患者である私がその日その日の体調をみて「自分で何とかする」という方針にしてきました。


理由のひとつ目は、もともと共働き、しかも病気になる前の私は単身赴任だったりしてましたので、平日は別々に食事するのが普通でした。


わたしも妻も、仕事大好き人間ですからね。


でも、だからこそ週末は2人で買い物デートに出たり、一緒に夕食をしたりするのを大事にしてきました。


ところが、抗がん剤治療の種類によりますが体調が安定しない時には食べられないメニューも多くて、今では患者である私が適当に食べたいものを食べたい時に食べられるよう「放置」してもらうところに落ち着きました。


いや、でも、かなり葛藤もありましたし、食事メニューだけでなく台所の使い方や洗い物をする時間のタイミングなどで台所の主である妻とは何度も衝突したのでした。


メニューに関しては食材に対する好き嫌いが妻の方が多くて、まぁ、はっきり言うと台所で妻の嫌いなものを展開するので衝突したり。


キムチとか、においのきついのは嫌がられます。


抗がん剤治療中で味覚障害ある時には、いろいろなスパイスなどを試そうとしたら、だいたい衝突しました。


お肉でもホルモンがだめだったり、納豆がだめだったり、まぁ、嫌なものは嫌だというのは理解できるので調理過程で出るゴミなどで衝突を繰り返した結果、出来合いの惣菜を買ってくるか冷凍食品などの加工済み食品に落ち着いてきたということになります。


わたしはというと、海外旅行に行った先でも食べることで苦労を全くしないくらい好き嫌いがなかったりするので、抗がん剤治療中の機会を利用して未知なメニューを試したいという欲求があったりしますしね。


まぁ、今ではその未知のメニューの探求は、レトルト食品くらいに落ち着けることにして、台所を使って料理するというのは見送り。

それはそれで、まだまだ知らないメニューはたくさんあります。


それよりも、ぶっ倒れている時にはお粥くらいしか食べられないのでレトルトのお粥を食べてることが大神ったりします。


長々と、くどくどと、抗がん剤治療中の私の食事の様子を書いてきましたが、久しぶりの一緒のメニューということで妻は豚肉の冷しゃぶの準備をしてくれました。


そして、私はというと日曜日の昼食を食べた後にベッドに入って昼寝をしました。

その「昼寝」から目が覚めのが、午後9時。


食卓には、作って待ってた夕食があり、妻からは

「先に食べちゃったわよ」

と声をかけられました。



私は一言、

「すまぬ。」


そんな日曜日の夕食となりました。