わたしの体調も昨日よりさらに回復して、新聞やブログ、SNSなどにも目を通せるくらいになりました。


体調が悪いとまとまった情報が頭に入らないですからね。


その休んでいる数日間のうちに、SNSでは炎上したあと終息した話題がありました。

厚労省タイアップの映画ポスターを病院に掲出するといった企画です。


https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/tie-up_00001.html


映画自体はきっと悪くないのでしょうし、AYA世代のサバイバー達に必要な支援を届けるという目的は理にかなっているとはいえます。


でも、このポスターを病院に掲出?


言葉は、ヒトの行動や心理状態に大きな影響を及ぼします。

元気の出る言葉を発したり、聞いたり、目にしたりすると、元気が出ます。


一方で、ネガティブな言葉は自信を失わさせていきます。


その意味で、この厚労省タイアップの映画ポスターは病院に掲出されなくて良かったと思います。

ショッピングモールなど、言葉が氾濫しているところに貼り出されるポスターと違って病院ではその目にするのは患者にとって一番弱っているタイミングですからね。


がんであることを知らされたり、再発や転移拡大の診断を受けた直後など、精神的に参っている直後に目にしていいものではありません。


さて、そんなSNSの話題にもついていけるようになった私と言えば、ポジティブな話題で頭をいっぱいにする努力をする一日としました。


来週に迫った次の出張先から、

「来訪日程スケジュールを教えてください」

と電話がかかってきました。


昨日までへたばっていたので、来週のことなど遠い未来だと思っていました。

でも、めいいっぱい言葉は明るく、元気いっぱい、お腹から声を出して、

「来週火曜日の午後に訪問させていただきます!

みなさまとお会いできるのを楽しみにしています」

と、手元のスケジュールを見ながら答えました。


大きな声を出すこと、そう、から元気です。

から元気でも、その自分の発した声を聞くことで自分が元気になります。


「病は気から」

なんて言葉があります。

病気の定義を、WHOでは肉体的健康、精神的健康、社会的健康と3つの状態に分けて説明しています。

https://japan-who.or.jp/about/who-what/charter/


この解釈は立場によって難しいこともあるかもしれませんが、すでに肉体的健康を失ってるわたしにとってはまだ精神的健康と社会的健康の2つの要素ではまだまだ完全に近い状態を保てると考えています。


から元気で、お腹から声を出して出張訪問先の方に心配かけないよう、めいいっぱいの虚勢をはる。

それで、ココロが満たされ、社会的にも仕事が進むのですから。


ま、そうはいっても、ようやく階段の手すりをつかまずに自宅の階段の昇り降りができるくらいに回復しただけなんですけどね。


虚勢は大事。


病は気から。から元気は元気のうちなのです。