いろいろな副作用やストーマ装具の不便さを回避する方法をいろいろ考えて、前回の九州出張から試し始めています。
職場に出勤するだけなら、今まではレッグバッグなどは使ってきませんでした。
長時間の会議の時でもなければそれなりの値段がすることもあり、もったいないと思うからです。
でも、九州出張の時から「もったいない」はいったん横に置いて考えないことにして、副作用や装具の不便さを解消することをメインとしてどんなふうに装具を身につけていくのが良いか試し初めています。
今回の旅にあたって、身につけて試したものを箇条書きにして整理します。
まず、足には着圧ソックスを履き、レッグバッグを装着。
レッグバッグから尿の排出部が剥き出しになるのを避けるため、消臭レッグバッグカバー(セーレン)を足に装着します。本来、このレッグバッグカバーは少容量のレッグバッグを丸ごと収納するようにデザインされているのですが、わたしが使っている750mLのレッグバッグはたとえ無理矢理入れたら溜める容量を確保できません。でも、レッグバッグの尿の出口にあたるコックまでを隠すのにちょうど良いので、レッグバッグカバーを足首あたりで折りたたんで履くことにしてみました。
実は、これがいい感じに尿を隠せます。
ここまでが足の話。
そして、次はお腹。
私のお腹は腹壁瘢痕ヘルニアと言って、手術した跡の腹壁の弱くなったところに術後の体重増加などで圧力がかかるようになった結果、腸がはみ出すようになっています。
今のところ、ベッドに仰向けになった状態ではちゃーんと腸は腹壁の内側におさまっているので、なるべく起き上がった体勢でも腸がはみ出ないようにしたいとあれこれ工夫をしています。
医師に言わせれば腸がちゃんと腹壁の内側に戻るのであれば何もそこまで神経質になることはないとのことですが、オピオイド鎮痛剤の副作用で腸の働きが鈍くなってる時に腸をちゃんとお腹におさめた状態にした方が便が出やすい気がするのです。
なので、立って仕事をしたり、歩くことの多い旅行中には術後腹帯を使って腸を毎朝ちゃんと腹壁の内側におさめた状態にセット!
ついでにお腹を締めることで、姿勢もよくなります。
背骨の痛みも、こころ持ち良くなります。
宿泊しているホテルから出発する朝に、こうして足にいろいろ装着、お腹にも腹帯を装着していざ出発準備となります。
まぁ、ちょっと前までは抗がん剤の影響で髪の毛が抜けて不均一にハゲたのを隠そうと、巷でいう「ハゲ隠しの粉」(商品名: スーパーミリオンヘアー)を振りかけたり頭髪の処理に時間をかけていたこともあるのですが、時間がかかる割には周囲の反応はさほどでもなくなったのでやめました。
髪の毛が不均一にハゲたのをそのままにした結果としては、年齢を高くみられたりするのですけどね。
まっ、実害はないので、まっ、いいかと開き直ってます。
そう、頭髪の面倒をみなくなって得られたのは、毎朝の足やお腹の装具をつける十分な準備時間。
それで良いのです。
旅行3日目は、職場への連続2日目の出勤としました。
朝の準備を完璧に整え、帰りの荷物をスーツケースに詰め込んでホテルのフロントに自宅宛で送ってもらうよう手配してチェックアウト。
最近は自宅とホテルの間のスーツケースの移動のために、往復宅急便というものを使うようになりました。
スーツケースをホテル宛に送るための集荷依頼をする際に、帰りの便の伝票も作ってもらえて料金もまとめて先払いできるので帰りの際にフロントに荷物を預けるだけと時間短縮ができるメリットがあります。
正直、楽ちん。
そうやって、ホテルを後にして職場までタクシーで出勤。
まるで重役みたいと、自分でも思ったりします。
でも、この季節の暑さにまだ慣れてないので歩くのがつらいですからね。
ホテルの前から職場の建物の玄関まで、ドアツードアでの移動は体力温存に極めて有効です。
2日連続の出勤は、それだけで今の私にはきついですから。
行きはタクシーを使ったのですが、職場からの帰りには事務職員さんに頼んで最寄駅まで送ってもらうことにしました。
そうやって乗せてもらった帰りの車の中では、いろんな職場の最近の様子を聞けたりします。
リアルにみんなが出勤する職場っていいなぁと、改めて感じました。
リモートワークでは、上司の愚痴を言ったり、仕事の進め方であれこれ相談したりが自在にはできませんからね。
そんな話を聞きながら、駅まで送ってもらって東京駅までの電車の中で爆睡。
東京駅では駅弁を買って、新幹線の中でかっこみました。
やっぱり、シウマイ弁当はうまい。
そして、新大阪駅くらいまで爆睡。
今回の旅行はこんな感じで終えました。

