この1週間で体力も筋力も落ちちゃって、ひとりでヒョコヒョコと杖をつきながらなんとか歩いています。


外の道路を歩くのは自分でも危ないとわかるので、病院に行くのにはタクシーを使うのにためらいがなくなりました。


自宅の前までタクシーに来てもらって、ドアからドアへと、大学病院の玄関前まで。


タクシー配車アプリを使うとタクシーが到着する様子もスマートフォン画面で分かるので、自分の部屋の椅子に座って待つことができます。

もうね、頭がふらふら、クラクラする時には、タクシー来るタイミングまでダラダラ座っていられるのが良いですね。


スマートフォンで、

「まもなくタクシーが到着します」

の案内がされてから、重たいカバンを提げて、靴を履いて、杖をつきながら玄関を出ます。


よろよろと玄関を出ると、そう、たいていいつも、そのばっちりなタイミングでタクシー到着。

タクシーのドアが目の前で開きます。


「ゆっくりで良いですよ」


タクシーの運転手さんの声がかかります。

また、何度かお世話になっている運転手さんが当たることも増えました。


今回も、タクシーの運転手さんは

「お久しぶりですね。ドアを閉めて良いですか?それでは発車します」

と声をかけてくれました。


安心感があります。


運転手さんはいろいろ声をかけてくれますが、良い運転だと朝のラッシュ時間にもかかわらず運転は丁寧すぎて、ウトウトと寝てしまいます。


病院に近づいた頃に、声をかけられて目を覚まします。

「玄関におつけすればよろしいですよね?」

と確認されました。


タクシー配車アプリで装着されているナビ装置では、敷地内の地図が表示されないので、広い大学病院の敷地だと病院玄関が適切に案内されません。


これまでに一度だけだったか、新人の運転手に当たったことがあって大学の敷地の外をぐるぐる回りそうになったことがあります。


玄関までとお願いして、玄関の車止めに横付けしてもらいます。


朝の病院玄関は、わたしと同じようなタクシーで来る患者や、施設からの送迎される患者さんでごった返しています。


できるだけ素早く降りなきゃ。

毎回焦りますが、運転手さんは、

「ゆっくり、足もとにお気をつけて」

「忘れ物はありませんか?」

声をかけてくれます。


配車アプリで、スマートフォンからの決済だと自動的に支払いもされるのでお金の支払いもなくて便利です。

ただ、わたしの場合は身体障害者手帳の割引をしてもらっていますので、手帳を見せることと、その割引がされた料金が運転席の画面に表示されているかを確認する作業が入ります。


画面を見て、

「料金を確認しました。ありがとうございました。」

「運転が丁寧で心地よかったです」

とお礼を言ってタクシーを降ります。


良いですね。楽ちんです。


ごった返している病院玄関では杖をついてよっこらしょと歩き始めるわたしのような患者とかを、病院の警備員さんが誘導したり見守っていてくれます。


ありがたいです。


患者といってもいろいろで、お急ぎの患者さんなどは周りをよく見ずに他の患者を突き飛ばしそうになるのを警備員さん達が誘導して止めてくれてますからね。


そして、玄関をくぐって病院内へ。


空気が変わります。

やっぱり病院の中は神聖なところだと思います。


採血などの検査受付は普通の診療科の受付時間より早くに設定されていますので、シャッターが閉まっていたりカーテンが引かれている廊下を通り過ぎて、

わたしの場合は、病院廊下の手すりをつかまりながら、

そうです、つたい歩きしながら採血受付までたどりつきました。


廊下に手すりがついているのが、病院の良いところですね。


時折、廊下の手すり側に体を預けて通り道をふさいでいる患者さんがいたりしますが、ヨロヨロと近づいてくるわたしをみるとちゃんと手すり側を空けてくれます。


朝一番の時間帯だと、とにかく採血受付さえして仕舞えば後は待つだけというわたしと同類の患者さん達が待合室にたまっていきます。


だいたい無言。


眠いものね。

疲れているものね。


わたしも、ここまでくればあとは安心と、検査の順番が来るまでウトウト、ひと休み。