建国記念の日、祝日。

おやすみの日でよかった。


朝から軽い吐き気、そして凄まじい倦怠感のために朝にベッドから起き出せたのも10時を回ってからで、その後は、リビングに置いた電動リクライニングチェアの上で夜まで過ごすことになりました。


そこまでつらい状況になったのは、昨日に受けた放射線治療の副作用でしょうね。

放射線酔いなど副作用が出ることの説明は受けていたものの、ここまでつらくなるとは誰も教えてくれなかった。


いま、こうやってブログに記録している今になって、ようやくスマートフォンなどの文字を追うことができて、音声入力も駆使しながら一日の出来事を振り返えることができるくらい回復してきましたが、

日中、ほんとうにつらかった。


昨年、妻の強い薦めで買ったニトリの電動リクライニングチェアに身を沈めながら、丸一日、その妻に甘えて食事の世話や薬を飲む水を出してもらったりと身の回りのことをしてもらうことになりました。



食事時間のほかは、これまでに録画したテレビ番組を再生したり、NHK ONEで配信されている過去1週間の番組からザッピングしてダラダラと過ごしました。


そんな中で、NHKのど自慢を見たりもして、眠くなるとリクライニングチェアの背もたれの角度を調節しては、昼寝など熟睡する時間を何度もはさんでは、妻と2人でいろんなことを話することができました。


妻はというと、わたしがウトウト眠りについている間は、キッチンの片付けをしたり、ノートパソコンを持ってきてChatGPTを駆使しながらメール文書をしたためたり、たまった郵便物や書類の整理をしている姿が見えたりしました。


そんなダラダラしたおやすみの日の夫婦の会話の中で、夕方だったかエンディングノートの話がでました。


わたしはというと意識もあんまり定まらないぼーっとした頭でしたが、あれこれ妻とゆっくり自分なりに工夫していることを話することができました。


さて、夕方頃だったか、妻はリビングのテーブルの上にたまった書類などを広げて整理しながら話題を切り出しました。

「生命保険証書などの書類などをまとめて整理して入れておける整理箱とか、買った方がいいかな?

たとえば、わたしたちが急にいなくなったときに、娘が来て探すのが難しいのは困るだろうし」


そこから、いろんな物理的な書類の管理、ネット銀行のようなIDとパスワードのような情報の管理、あと、最近は当たり前になっている携帯電話SMSを使った2段階認証などの話などいろいろなシチュエーションの話に話題が飛びました。


わたしはというと、頭がぼぉっとしてることもあって、とりあえずわたし自身がしていること、気をつけていることを妻に話をすることにしました。


まず、物理的な書類については、原本が必要な書類についてだけ対象を絞って保管をしてます。

基準は、捨てたとしても再発行してもらえるかどうかだけ。

実は、原本が必要なものってそれほど多くはないのです。


たいていのものは、その書類の存在がわかっていて、連絡先と本人の情報(本人の識別番号やパスワード)とその書類の固有情報(証券番号のような情報)など、文字で記録して残せる情報だけ。


あと、わたしが気をつけていることは、わたしが生きている間だけ必要な情報と、いなくなったあとでも必要な情報に分けること。

写真や過去の思い出につながるわたしだけにしか必要としない原本情報は、わたしがいなくなったら捨ててもらっても構いません。


残るのは、銀行口座情報やアカウント情報、パスワードです。


わたしの場合、これはエンディングノートにあたる物理的なノートとスマートフォン(iPhone)の中に保管することにしています。


エンディングノートにあたる物と表現したのは、最初は市販のエンディングノートに書き込んでいたのですが、わたしの場合、現役生活を送っているわけですから取引先を変えたり、アカウント情報が増えたり減ったり、内容の変更があったり修正が追いつきません。


その結果、改変ができないようにページをちぎったり足したりできない研究記録ノートを使うことにしました。




このノートは糊綴じされていて、捏造などができないのうな工夫がされています。

このノートでは、あるページに修正があったら、取り消し線を引いて、次のページに更新情報を書き足していくだけです。

意外にこの研究記録ノートって、便利にできていますので、個人的にはエンディングノートに最適だと思っています。


あと、パスワードなど、わたしが生きて普通に使っている取引先情報を第三者に盗み見されたりするのは困ります。ノート自体を金庫のような鍵のかかるところに入れるというのもいいのですが、鍵をなんらかの手段で開けて盗み見されたりすることが問題なのです。

そこで、考え方を変えました。

そう、少なくとも盗み見されたことがわかれば、パスワード変更するなどの対処ができるのです。


そう割り切れば、パスワード情報をノートに書き込んだ上に個人情報保護シールのようなものを貼れば簡単に解決するということに気がつきました。

よく、ハガキの裏面に貼り付けて返信するのにつかつやつですね。




エンディングノートのパスワードだけを隠すには、この大きさだと使い勝手が悪いのでスクラッチシールを使っています。

コインで銀色部分を削ったら、隠している部分が見えるやつです。よく景品を当てるくじなどで使われてます。




これらのことを妻に説明したあと、スマートフォンの故人アカウントの説明をました。

わたしがいなくなったあと、設定している相手にスマートフォンにアクセスできるようにするものです。

この設定があることで、安心して電子情報は家族に残せる。そう話をすることができました。


体調が悪くて、リビングのリクライニングチェアの上ですごした日でしたが、たくさん話ができめ良かった。


そんな日でした。