がん治療のために腫瘍内科の主治医からの紹介で、病院内の複数の診療科にかかるのようになりました。

わたし自身としては、この複数の診療科で診てもらえることにすごく期待してたのです。


だって、それぞれの専門の先生達に診てもらえて、最新かつ最適な対処法を施してくれるはずだから。


わたしの場合、腫瘍内科、泌尿器科、ストーマ外来、内分泌内科、整形外科、口腔外科に加えて、最近新たに、緩和ケア外来、放射線腫瘍科が加わりました。


すごいよね。それぞれの専門の医師達の知識と経験をベースに、腫瘍内科の主治医先生が適切な治療法を考えてくれる。

まさに、わたしにとって理想の医療です。


痛みが増えるなどのいろんな事情が出てきて、生活に制限が加わってきても病院で相談できる安心感、それさえあればどうなるのだのうと心配せずに心静かに過ごせます。

仕事を頑張る!なんて言えるのも、そうした安心感があるから。


でも、そんな安心感が崩れるようなできごとが、最近になって現れました。


できごとというのは、それぞれはほんの小さなささいなこと。


まず、あったのは、次回の診察をするからと診療科の医師に指定された時間の少し前に受付に行ったら、なんと予約が入ってないというのです。

しかも、その受付から診療科の誰にも電話がつながらないと言われる始末。


そう、その診療科の先生はというと数日前の診察時に、一度やらかしているのです。

それもささいな話かもしれませんが、その診察の後にわたしの腫瘍内科の主治医先生にデータを送ったので、すぐに腫瘍内科の主治医先生のところに行ってねと調整をしたはずでしたが、その調整がうまく行ってなかったのです。

その診療科を出てすぐに主治医先生が待っているであろう腫瘍内科にいったのですが、連絡がついてないことで待つこと4時間。

どうやら連絡の不備があったのではと気がついたあと、事務スタッフや看護師さんを巻き込んでしまったのでした。


それと同じことが、その診療科の先生の外来診察でも起ころうとしてます。


で、やっぱり、受付の事務スタッフや、看護師さんまで巻き込んで、なんとかその診療科の先生を捕まえることができました。


どこかで見た風景。


事態は解決したということになったか、予定していた時間を過ぎて診療科の先生が現れました。

その先生は、あたかも予約システムのトラブルなどなかったかのように淡々と問診、診察、薬の処方箋の発行までしてくれました。


あまりにも何事もなかったかのように診察が進んだので、最後に尋ねてみました。


外来診察の予約がシステムに入力されてなかったこと、前回の診察のあと腫瘍内科の主治医先生への連絡がとれてなかったこと、ふたつの事実を伝えました。


「苦情というより、改善していただきたいことなのですけど、この2つのできごとがありました。

わたしは体調が良くない中、情報もなく待つのは大変でした」

わたしは、事実がどうだったか知りたくて感情抜きで伝えてみました。


そうすると、先生は、

予約が入ってなかったのはシステム不具合かなぁ、

わたしの主治医にはちゃんと伝えたけどなぁ、

なんて、のんびりした反応。


結局、病院のシステムが問題なのか、それぞれの診療科の医師の情報共有への意識の違いの問題なのか、いずれにしても複数の診療科に診てもらうというのは良いことばかりではなさそうです。


でも、毎回毎回、情報もなく待たされたりするのはつらいので、この診療科との連携のあり方についてはわたしの主治医と相談しようと決めました。


わたし自身も患者として受けている他診療科の情報を、上手に主治医に伝えられていないという自覚があるだけに、とにかく主治医の先生に情報がちゃんと集約されるように気をつけねばというのが今回の教訓になりました。