膀胱全摘、回腸導管の手術をしてもらってストーマ生活になってから4年目、パウチをつけた生活は既に当たり前になっています。


そして、転移が進みステージIVへと進んだがんは、頭蓋骨から肋骨、脊椎、骨盤、大腿骨にまで広がってきたため、身体を動かすたびに発生する疼痛に対抗するため医療用麻薬が欠かせなくなりました。


そして、幸いなことに10月から開始したパドセブによる治療が功を奏しているようで、当面の闘病生活のスタイルが落ち着いてきたように思えます。


少なくとも1ヶ月先くらいは、今週とほとんど同じ生活パターンを送れているはずという確信めいた安心感。


闘病生活を送る中で、対処法が見えている生活パターンって良いものですね。


今の闘病生活のパターンは、おおよそ、次のような感じです。

朝起きて、体温、血圧、血中酸素飽和度、体重の測定記録し、夜間蓄尿袋にたまった尿量も記録。

自覚症状として、痛み10段階の評価を行い記録。

それらの記録をもとに、医療用麻薬のレスキュー薬の服用予測も立てます。


朝食後のお通じなどを記録して、酸化マグネシウム剤などの服用計画を立てたりします。

毎日パターン化したような闘病生活を送るために、とにかく記録と実践と評価の繰り返し。


警戒しなければいけないのは、大きな副作用。毎日毎日、そう自分に言い聞かせています。


その一方で、小さな副作用に対応することは考えないといけません。皮膚が荒れたり、手足が痺れたりするのに対処法を考えるのも焦らず少しずつ。


身の回りのことや、家事、あとはリモートワークでやってる仕事など、やりたいことはたくさんあるのですが、放置してそのままにすることにも慣れてきました。

洗濯物がたまる日もあるし、台所シンクに洗い物を放置することも当たり前になりました。仕事の上でも、引き受けた仕事を数日間まるまる手をつけないことも珍しくなくなりました。


鈍感になったなぁと思います。


できることしかできないし、やりたいことは、ちゃんとこなしていきたい。

少しわがままで鈍感になりつつ、毎日少しずつ生活を続けられている、そんな闘病生活になってきたなぁと思います。


さて、そんなことを考えた理由はというと、久しぶりに穏やかな週末を迎えられたからと言えます。

思えば、ここ2週間くらいベッドの中で、体調不良のためほとんど苦しんでいましたからね。


そんな体調不良からも抜け出して、パドセブの第4クール目の治療も開始できた週末です。

久しぶりに、妻と2人で週末デート。


行き先は、いつものコメダ珈琲店です。

公共交通機関を使って、のんびり出掛けて、家族連れなどがたくさんいる風景に溶け込めるのは嬉しいものです。


味覚障害のため、甘さが全くわからないので、コメダ珈琲の「クロネージュ」は冷たい食感を楽しむだけになりましたが、それでも、安心な日常に戻ってきたと実感できました。


こんな日常が、まだもう少し続けられるという確信をもてることがなによりも嬉しいのです。