職場では仕事を現役でこなしている私ですが、プライベートでは終活に注力しています。
職場の同僚に終活をがんばっているよと言ったら、驚かれるだろうな。
でも、終活って私のような50歳台では考えることが特殊かもせれませんが、年配の先輩たちにとっては病気の有無関係なしに当たり前のことなんだろうと思います。
人生の先輩達に学ぶべき!
そんな終活について考えている私の日常ですが、ヨーロッパ在住の叔母が仕事ついでに日本に一時帰国して近くまで立ち寄ってくれたので、駅前の喫茶店で1時間ほどおしゃべりしてきました。
わたしの病気のことを気にかけてくれて、状況はどう?なんて話もしました。
わたし自身は、平日はリモートワークで仕事を楽しんでいること、仕事を抜け出して休みを取ったりも自由にしていることを説明しました。
もちろん、次に会えるとしたら、外を歩くのはできなくなってるかもねという話も。
でも、努力してるのは外界との接触を絶やさないようにしていることと話をしたら、多いに共感してくれました。
昭和20年代の生まれ、70歳台の叔母もそろそろ良い歳で、ウクライナの戦争の影響で移動時間的に遠くなってしまったヨーロッパから日本への仕事をつくるというのもそろそろ限界じゃないだろうかと思ってました。
でも、彼女はやる気いっぱいなようです。
彼女の日本滞在中スケジュールは、仕事とその合間に知人と会うための移動と宿泊の繰り返し。
でも、終活の話題が出ました。
学生時代からヨーロッパで暮らしてきた彼女の感性は日本人から離れていて「終活」なんて言葉はもちろん使わないのですが、人生最後に向けた生活の送り方や片付け方については常に意識しているようでした。
そんな終活の話題の中で、中心となったのはこれまで関わってきた人たちとのこと、そして、これから関わる人たちのこと。
残された時間は、たくさんの人と会って、関わりを持ち続けたい。それが大事。
そんな話をしました。
彼女が仕事を続けている理由だし、日常生活の中で大切にしていることだと納得しました。
わたし自身も、仕事を続ける理由は同じ。
仕事をしたいというより、たくさんの人と関わること。
可能なら会いに行くこと。
終活だからこそ、大事なんだろうと改めて考えたい、そんなふうに思いました。
(写真は、もらったヨーロッパのお土産。モネですね)

