祝日で仕事をしない日ということもあり、ほとんど自宅のベッドの中で寝て過ごしていました。食っちゃ寝、食ったゃ寝な一日。

せっかくなので、緩和治療を患者である自分自身でコントロールするために、最近心がけるようになったことを紹介。


鎮痛剤使用に対する意識改革!

何をやったかと言うと、まず除痛に対する意識を変えることを頑張りました。


疼痛の原因は、運動することで起こるものとそうでないものがあるのですが、それらの原因はいったん置いておいて、痛みの悪循環に注目し、この悪循環に陥らないよう努力することにました。


少しの痛みでも持続するようになると中枢神経に疼痛信号が増幅して伝達するようになること、中脳辺縁系ドパミンシステムで痛みなどのネガティブな状況から痛覚過敏に陥る。

ざっくりまとめてみると「痛みの悪循環」ってのは、痛みを放置することでより痛みを感じるようになることを指すとのことだとまず理解します。


そう考えると、除痛の目的は、痛みをゼロにいったんしてみる。


これが大事。


わたしも最初は、我慢できるくらいの痛みに抑えられていた良いと考えていました。


ずっと痛かったのに、とにかく少しずつ我慢してた。

ダメですね。ダメでした。


そこで、痛みの発生時刻と度合い(10段階)をとにかく記録。

記録から痛みのパターンを推測できるようになれば、鎮痛剤の量と使用するタイミングを前もって準備することができます。


この準備が、わたしにとっては肝心で、鎮痛剤を躊躇なく使えるようになります。

「もう少ししたら、いつもより痛むかもしれない」

「痛まないなら薬は飲まない、少しでも痛むならレスキュー薬として迷わず飲む」


目指せ、痛みゼロです。


使った薬の量と時間を記録して、効き始めたかどうか、効果の持続時間もあとから記録。


主治医先生からは、「効いてますか?」と毎回尋ねられることもあるこで、すこしでも効かない状況がないかも自己チェックするようにしました。


それでも、昼寝し始めた時には痛み0であっても寝てる途中に痛みで目を覚まします。痛み4とか5と記録して、すぐに薬を飲んで効果を確かめる。


こんなことを、いまは繰り返しているわけです。


悪循環にならないよう、とにかく痛みゼロにする。


(参考文献)

1. がん患者の治療抵抗性の苦痛と鎮静に関する基本的な考え方の手引き(2023年版)、

日本緩和医療学会、

https://www.jspm.ne.jp/publication/guidelines/individual.html

(p.37 図1 難治性の痛みに対する治療のアルゴリズムなど、わかりやすい説明が多数掲載されています)

2. がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン(2020年版)、日本緩和医療学会、

https://www.jspm.ne.jp/files/guideline/pain2020.pdf