昨年の夏に母が亡くなったことにより、公共の墓地に毎年使用料を払って借りているお墓を相続しました。
相続したものの、要らなかったというのが本音。
ステージIVも後半戦に入ったわたしも、そんな遠くない先にいなくなるし。娘にこの墓地の使用料を払わせてまで、お墓を維持する理由がありません。
なんとなく、わたしの方の家ではお墓を押し付けてきて、わたしのところにやつまてきたと思っちゃうことすらあります。
妻の家の方はお寺の永代供養にしてもらっていますので、解消しておくのはわたしの家の方のお墓だけ。
それでとも、墓じまいする時に問題となるのは、お墓の中のお骨の祭祀権だったりします。
お墓を相続したからといって、おさめられているものの祭祀権は自動的には相続されないものらしいです。
墓じまいした後になってから会ったこともない親族が関わったら面倒だなぁと、いろいろ資料を集めたり作ったりして弁護士と相談しました。
その結果、弁護士から問題ないとの確認も取れました。これが今年の8月。
会える親族には墓じまいすることの了解はすでに取り付けているので、法的な懸念は解消です。
法的な懸念点がないことがわかったので、使用している墓地の返還手続きとそのための原状回復工事の手配を開始。
いよいよ、家の問題を片付ける最終段階になったなぁという実感があります。
日本の人口が減っていって家(世帯)の数が減るということは、お墓の数もこれから減ることになるんでしょうね。
実際、この公共墓地の管理事務所と電話でやり取りした際にも、「墓じまいは増えてますよ」と言われましたし。
わたし自身はオピオイド鎮痛剤を服用し始めたことで、自動車の運転もできなく気軽にお墓に参るということができなくなったタイミング。
ちょうど良いタイミングかもなぁと。
