造影CTでは原因がよくわからなかったので次はMRIを撮りましょうと言われてスケジュールに組み込まれています。そんな状況の中、なぜだか今日はさらに痛みがキツく感じます。


痛い。


非オピオイド鎮痛剤として、セレコックスに加えてカロナール500も追加服用。

あんまり効いてる気はしません。


とは言え、意識が持っていかれるほどの激痛というわけでもないので、リモート会議に呼ばれたらそれなりに給料分の仕事をこなすことはできたりします。


寝てるより、会議でいろいろ頭を使う方が気が紛れて良かったり。


さて、今日はと言えばネット会議2つがあっただけで他の時間帯は資料作成作業とかの仕事もあるにはあったのですが身体の痛みのため仕事に集中できません。


そんな状態だったので、思い切って仕事はしないことにしてタイムカードは「中抜け」登録した上でサボっちゃうことにしました。


サボっちゃうとしても読書などはやはり集中できないとわかったので、劇場で観るつもりだったのにもかかわらず足を運べなかった映画2本のネット配信版をベッドの中から観ることにしました。


劇場版アニメ

「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」

「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」

いずれも2023年6月、12月に公開された映画。





私はと言えば、この映画を見に行くつもりだったのになぜ見に行ってないんだろう?と思い出してみました。


2023年6月は私のがん全身転移の疑い濃厚になった時期で検査漬けで映画どころじゃなかった時期。2023年12月は抗癌剤ゲムシタビン-シスプラチンを受けていた時期だったので、これまた映画どころじゃなかった時期でした。


あー、そうか。見てなかったのはそんな理由だったなぁ。


そして、この映画の感想ですが、うん、とても良かった。


原作の解釈、心の機微がすごいクオリティで構成されていて涙がたくさんこぼれてしまいました。


泣ける作品って良いですね。


「おでかけシスター」は、面白いことを言えるようになる妹の話。他人にどう見られるのか、幸せはどう決めるべきかという話。

「ランドセルガール」は、家族のあり方など考えさせられる話。


実は、この作品が好きすぎて、江ノ島の見える海岸の景色が好きになりました。

6年前、妻と2人で江ノ島にデートに行った時にもひたすらこの作品に出てくる景色を探して一人ではしゃいで妻に呆れられたというのも楽しい思い出。

(写真はその6年前に江ノ島に妻と2人で出かけた時のもの、江ノ島郵便局)


いやいや、そんな話じゃないですね。


身体の痛みがあるせいか、いろんなことを考える今だからこそ、しんみり小説世界やアニメ映画の世界にひたるというのは有効だと思えました。


アニメ映画を見終わった時には、まぁ、身体の傷みも忘れていた自分を発見して、

とにかく、

まぁ、

「今日は仕事あんまりできなかったけれど、明日はもう少し頑張れたらいいな」

程度な気持ちになれました。