ちょうど1週間前にはあれほど痛くて、夜中に眠れなくて耐えることしか考えれなかった転移先の骨の痛みが小さくなってきました。


おそらく、今回も骨の一部が折れて、そのため激痛があったのだろうと思います。これまでも、だいたい1週間くらいで折れた骨がどんな形か知らないですがひっついて痛みがおさまっていましたから。


痛みがなくなると、いっぱい思考ができるのが良いですよね。


さて、今日はというと自動車を走らせて故郷の街まで帰ってくる、そんな行程の途中からスタートしました。


骨が痛い1週間があったこともあって、こんなふうに自動車でドライブして回れるのは今回が最後かなと思いました。


まぁ、いつも「これが最後」「今度こそ最後」と言ってたりするわけですが。


でも、最後ならといろいろ考えます。


最初はいろんなモノを食べておきたいとか、「モノ」のことばかり考えていました。

でも、改めて最後なら「モノ」ではなくて、体験しておく「コト」の方をしっかり考える方が良いはず。

思い出や体験、そっちの方が大事。

そんなふうに思い直しました。


今日のドライブでは、いろんな地方の田園地帯を走りました。

気がついたのは、昔の大型ハウスは朽ちかかっているところが多くてかつては立派だった農家の大きなおうちも手入れされてない様子があちこちで見られました。

統計で農業従事者数が激減している傾向は知っていても、こうやって目で見ることでその土地の働き手がいなくなり、農業の形も変わってきていることを田園を走りながら感じました。


やっぱり自分の目で見て、体験する「コト」が大事であると改めて考えさせられた旅になりました。