故郷の街に戻ってきたので、いつもの血圧の薬をもらうを兼ねて気になっていた尿検査結果を持っていきました。


大学病院で採尿された検査結果では亜硝酸塩などの値がいつも高いのだけど、腫瘍内科の主治医先生は免疫治療の副作用とは関係のないそうした数値の解説はある意味大袈裟な状況だけでした。


「違和感があったら、相談してください。」


電話をいつかけてくれても良いと言われてそれはそれで安心はしてるのですが、違和感ってどれくらい?

不安になるじゃないですか。


がんの治療とは別の不安。


そうしたことから、かかりつけ医の先生に尿検査結果票を見てもらいました。

半年分の数値が並んだ検査結果です。


じっくり数値を見てくださった頃合いで、亜硝酸塩の値や自覚症状がどんなふうに出るのか尋ねてみました。


そうしたら、やっぱり発熱があるとのこと。


なるほどと思いながら、じゃ、腎盂腎炎の場合はどうなるかと尋ねると、かかりつけ医先生、大笑いをしました。

腎盂腎炎の発熱が出たらはっきりわかりますよ。心配しなくても、ちゃんとわかります。


風邪なんて目じゃないくらい、とても辛い思いをします。今飲んでいる痛み止めなんかでは発熱は止められません。

だから、心配しなくても大丈夫です。


そんなふうに笑いながら、言い切ってくれました。


なるほど、異常はちゃんと異常とわかるのかと、日頃のちょっとした体温の変化程度でビクビクしなくても大丈夫。


そうわかると、とても安心できました。


かかりつけ医先生は、「大学病院や市民病院はボクも勤めていたからわかるけれど、悪い方に悪い方に説明するんですよ」と。

「だって、良い方に説明して、悪くなったら患者さんは落ち込むじゃない?」

「悪い方に説明して、良い方に転んでもみんな悪い思いはしないから」


そんなものなのかと、なるほど納得しました。


まずは、「異常」は異常として頑張って探そうとしなくてもすぐに自覚できるということ。

検査結果を見てもらった上での助言だということもあって、まずは、それだけで安心できました。