北関東の職場を後にして、再び西へ自動車を走らせます。


つぎは果たして戻って来られるだろうか?

そう思って、賃貸マンションに置いてある冬物の衣類などはまとめて片付けしたりしました。


お薬が効かなくなってたら、自動車に乗ってドライブすることもできなくなるんだろうな。


そう思うと、西へ向かって帰省する途中の寄り道も、まるでもがくかのように無理矢理にも行ったことのない場所、見たことのない風景に焦点をあてます。


まだまだ見たことのないことがあるんだよな。


そんなことを考えて、とりあえず今回は長野県あたりをドライブしています。


本当は日本海側をまわりたかったのだけど、大雪らしいのでと、長野県を選択。


仕事を終えてから職場を出発したので、長野県に入った時の外気温は氷点下。流石にひんやりします。


キン!とすみわたる空気が気持ちよいです。

(写真のように、日曜日に降った雪がとけずに残ってるような感じかな。)


 「闘病」というけれど

がんとの「闘病」というけれども、闘っている相手は時間なのかもしれないと思うようになりました。


近いうちに動けなくなることが、ほぼ決まっています。

それまでの時間の余裕がどれくらいあるのかが、まったく読めません。


希望としては、あと10年単位で余裕があったらいいなとも思います。もしかしたら、20年くらいあったりするかも?そんな期待もこっそりしちゃいます。


でも、来年の今頃は動けなくなっているかもしれないし、それよりも早くなるかもしれない。


そんな読めない時間だからこそ、毎日、少しでも少しずつでも、もがいて楽しいことして、知らないものを見て、考えて、少しでも意味のあることをしてみたい。


そう思ったりしています。