明けましておめでとうございます。

ステージIVのがんの闘病生活の中、新しい年を迎えることができました。


延命治療を受けながら生きながらえている時間を、当たり前に仕事をして、当たり前に日常を送ろうとしています。


このブログでも、なるべく当たり前に生活していることを書いていきたいと思っています。


しかし、「延命治療」って、受ける立場になってこの言葉の意味が世間一般のイメージと異なることを実感しています。


世の中のみんなはね、「延命治療」って聞くとベッドの上で管だらけチューブだらけになっていて治療を中止したら明日にも死んじゃう状態をイメージするみたいです。


実際、わたしもそんな風に考えていたかも。


でも、実際は、治療をすべて中止したら確実に徐々に悪くなって死んじゃうはずだけど、治療してる限りは制限あるものの仕事はできるし普段の生活ができます。


そして、その制限はあまり他人の目には触れないようにしてるわけで、何も知らない他人から見れば「元気で走り回ってるじゃない?」

てな感じ。


苦労してるところは見せたくない。いや、ほんとに。


杖をついて歩くようになってから、ようやく「足を痛めましたか?」と言われるくらいです。

(痛いのは足ではなくて、腰骨とか背骨なのですけどね)


まぁ、そんなわけで、とても高価な治療を受けさせてもらって命を長らえています。


また新しい年を迎えました。この世を去る準備はしながらも、この世にとどまる限りは思い存分できることを頑張ろうかと。


特に、当たり前に仕事をして、当たり前な日常生活を送ることに全力をもって取り組むつもりです。


「当たり前な日常、最高!」と言える一年でありますように。


そんな新しい一年を始めるにあたり、ちょうどこれまでの日記ストックもなくなったことも踏まえてブログタイトルを少し変更しました。


延命治療で闘病してるわけですが、そんな中でも普通に仕事して生活している中で感じたことや経験したことを書ければなぁと思います。


今年もどうぞよろしくお願いします。