どうやって片付けようかと当初は大変悩みもしていた借家の片付けが、ようやく完了しました。
母が亡くなって、その借家のことをよく知っている弟が急逝したため家主さんとの連絡方法すらわからないところからスタートして、必要な書類を探し出したりする作業や写真アルバムの運び出し作業を経て、残りは業者さんにまとめて処分してもらいました。
その家の賃貸契約書が無事に見つかったことで、家主さんへの明け渡し手続きもトラブルなく進めることができました。
契約書の類って大事。
50年前の書類が、家の中のどこに保管されているなんて当初は分からず、まずは親の整理方法を理解、推理するのが大変だったりしました。
時系列だったり、種類別だったり。
おかげで、50年間の間に起こった出来事もわかったりなんかして。
明け渡しに立ち会ってくれたのも、家主さん本人ではなくその息子さん。まぁ、50年前の契約ですもんね。
明け渡しの確認はあっさりすんで、鍵のセットを渡したあと、少しだけ雑談。
親の世代はどんどん居なくなるか、動けなくなってるかしてます。
そして、私も含めたその次の世代は、そろそろ病気などで一線を退くかどうかといったところ。
まぁ、とにかく、自分の余命が尽きる前に親の遺したものをまたひとつ片付けができて良かったかなぁと思ったりしてます。