今日はバベンチオ、ランマークの投与日のため大学病院へ


ひととおり検査を終えて、診察室に呼ばれるといつものコースですが違和感がひとつ。

わたしのCT画像などがある電子カルテが主治医のパソコン画面に写されています。


なんだろーな?


まぁ、違和感はさておき、血液検査、尿検査の結果説明を聞き特にバベンチオによる代表的な副作用である甲状腺機能障害が出てないことをいつも以上に年を推すかのように説明されました。


なにかあるかな?


とりあえず、今日のバベンチオとランマーク投与にはゴーサインが出されます。


そして、おもむろに、

「ヤギさんは、医療ニュースなどご覧になっていますか?」

と質問されました。


あー、そういえば尿路上皮癌治療に対するパドセブとキイトルーダ併用療法が保険適用になったとかニュースにあったよなぁ。

私としては、治療の選択肢が増えて良かったなぁくらいな認識でした。


主治医は、こちらの認識より先に、この新しい治療法を私に適用した場合の是非について解説してくれました。

・新しい治療法だからといって、今のバベンチオ治療法からスイッチすることは薦められない。

・理由は2つ。ひとつめの理由は、いまのバベンチオの治療が副作用もなくうまくいっていること。

・ふたつめの理由は、新しい治療法はあくまで尿路上皮癌へのもので、わたしの癌(腺がん)に効果があるかはわからない。


これには納得です。

ついでにと、将来、いま受けているバベンチオによる治療の効果がなくなった場合あるいは副作用がきつく出た場合に、この複合体を使った併用療法を試すことは考えられるか?と質問しました。


そうすると、バベンチオが効果がなくなった場合はキイトルーダの効果も失われる状況あるいは同様の副作用が出る可能性が高い。複合体パドセブ単体でも効果はあるかもしれないが、がん遺伝子が適合するかはやってみないとわからないとのことでした。

つまり、そんな状況になってから考えましょうとのこと。

なるほど納得です。

まぁ、また数年もすればまた別の治療法が出てくるかもしれないですしね。


候補が出てくること自体は良いことです。



そんなわけで、今日は診察室で新しい治療法の話を聞いて、点滴と注射を受けておしまい。


写真は昼食のナポリタン、食後にはチョコバナナシェイク。