バベンチオによる治療が2週間に一度あるだけでなく、今月は造影剤を使ったCT検査や泌尿器科での診察もあるため、通院スケジュールが毎週設定されています。


そのため、こんな1カ月の間では600km彼方のリアル職場への出勤はできずリモートワークの毎日です。


いまの治療、延命緩和治療を受けるようになってからリモートワークでできる仕事を割り振ってもらえていて、しかも、新型コロナ禍のおかげで出入りの業者さんと会うのもリモートで設定してもおかしくない雰囲気になっています。


もっとも、接待とかはリモートではできないですけどね。


でも、リモートワークで対応できるはずの仕事の中で、新人君の面倒をみるというものがあったりします。まぁ、面倒と言っても書類作成のしかたをおしえたり、いろんな打ち合わせにリモート同席してもらったりです。なんにせよ、仕事を一緒にやっつけていく形でトレーニングしようということですね。


いわゆるOJTです。


でも、リモートワークの限界が今日でました。

その新人君がつかまらないのです。もちろんリモートで捕まえようとしてるわけですから、電話、メール、チャットシステムで問いかけするのですが、応答がありません。


職場の方を他の同僚に尋ねると、ちゃんと職場にいて仕事をしてる風ではあるようであるとのことでした。


連絡に対して応答がないと、どうしようもありません。

さて、どーしたもんかなー。


そして、夕方、ようやく連絡がつきました。早速、仕事の塩梅を尋ねると、どうしても完成しないプロポーザル書類をかかえて、うんうんと唸っていたそうです。

そして、悩みに悩んで、どうしようもない状態で時間ばかりすぎていったと。


あー、わかるなぁ。と、まずは同意。

でも早めに悩んでると連絡してくれたら、早くに一緒に悩めたのにねと。

リアルに一緒の職場にいられたら、悩んでる様子に気がついてこちらから声をかけることもできたけれど、リモートではできませんからね。


まぁ、そんなわけで蓋を開けてみたらなんてことはない話かもしれませんが、リモートワークでは職場で誰がどんなふうに仕事してるか見えないですものね。


やっぱり、できる限り、職場に出勤したい!そんなふうに思った一日でした。