文系の大学では出身のゼミ、理系の大学では出身の研究室単の卒業生同士の繋がりが強くあったりします。古い大学の制度では、研究室というより「講座」と言ったりもしますが。


わたしの出た大学研究室もそんな卒業生同士の繋がりが強くて主宰していた教授先生の退官の年から同窓生同士が毎年集まるようになり、教授先生が亡くなったあとも盆休みの時期にあわせて卒業生達が集まっています。


今日はその研究室の同窓会でした。


コロナ禍の間は中止になっていた集まりが、昨年より再スタート。実は同窓会の中では私は年齢が若いグループで、最年長の世代とは30歳近く離れていたりします。


そのうち最年長の世代の大先輩達は、1人欠け、2人欠けし、今日の集まりの中でも今年亡くなったひとりの卒業生のために黙祷をしたりもしました。


そんな雰囲気なので、みんな健康の話、病気の話のネタには事欠きません。大きな手術を控えている人が何人もいて、ダビンチによる手術するんだという話しも聞こえてきます。


「あ、わたしもロボット手術しましたよ!」

もちろん、私もそんな会話のネタにはつきませんから、大先輩達の会話に参加。


でもね、その大先輩達はすごいんです。ほとんどの先輩達は何かしらの仕事をまだしてます。中には、70歳超えてから別分野の大学に入り直して、今度また論文を執筆出版するという方もいます。


元気をもらえる同窓会でした。