北関東の職場へのリアル出勤2日目の午前中は、いったんは引き受けた北海道出張の仕事と信州出張の仕事を同僚に引き受けてもらう作業に忙殺されました。


そして、昼頃に緩和ケア病棟入院中の母の容体について、医師の説明を聞いてくれた弟から電話で説明を聞きました。


緩和ケア病棟から、病院の外までストレッチャーに乗せられたままの外出(散歩)は母にとって良かったようだったという報告をまず聞きました。

これまでお世話になっていた他の診療科の顔馴染みのスタッフさんも出てきてくれて、手を合わせハイタッチしての写真を撮ったりしたと。


この話を電話で聞くだけなら、まだまだ元気そうだと勘違いしてしまいそうになりました。


でも、医師からの説明によると、おそらく消化器系にも転移が進んでいて食事が摂れていないのでこれから少しずつ衰弱していくだろうということでした。


「今すぐに帰ったほうが良いと思うか?」と弟の意見聞いたところ、まだ数日は大丈夫ではないか、兄貴は普通に仕事していてくれたら良いのではないかという返事。


でも、なんだか、もやもやします。


母の様子はと聞くと、一日のうち大半の時間はうとうとしているようだと。会話というより、時々、話しかけたことに答えがもらえる程度と。


最終的に、明日からの北海道出張は中止するタイミングは今しかないと考えて、飛行機はキャンセル。急遽、明日の夕方までに新幹線を使って帰省することにしました。


母の最後の日には、すぐに駆けつけられるところで待機するためですが、このタイミングが早いのかよくわかりません。


明日の夕方、病室に顔を出したら仕事を途中で切り上げて帰ってきたと報告したら、母にはがっかりされるかな。早すぎる、縁起が悪いと追い返されたりはしないとは思うのだけど。