緩和ケア病棟に入院中の母の世話をしてきた実家の弟と母の葬儀をどうするか、またその日までどんなスケジュールで過ごすか、そんな相談をしました。


がんで死ぬ。

緩和ケア病棟で痛みもなくゆっくりと死に至るという選択は、治せないがんであることを宣告されたとのにとっては最後の希望だったりします。


もちろん、このわたしも例外ではありません。

いつか死ぬなら、痛みもなく死ぬのが良いよなぁ。


でも、死に行く本人の周りにいる家族にとっては、これはどうなんだろうと、家族の側に立ってみることになって微妙な感覚におちいっています。


義父の葬儀とそのあとの手続きなどをしていることもあって、葬儀とその後のことは整理しておく必要があるといまいちど感じています。


そんな中、実家の弟と葬儀についての母の希望と具体的な流れと、それまでの過ごし方について相談しました。


葬儀自体についてはなるほどと思わされる内容だったのですが、それまでの生活はなるべくいつも通りでと。母の希望は、普通に家族も生活している中で弱っていきたいということでした。


気遣い無用との強いメッセージ。


普通どおりということであるなら、私自身は当初計画していたこの7月の仕事スケジュールをこなしていくだけ。

北関東の職場に戻ってリアル出勤して、北海道や信州への出張をこなす。そんなスケジュール。


いざ、その日が来たら、北海道であっても飛行機ですぐに飛んで帰るだけ。

そう考えて、いろいろ日常の生活をこなしていくことにしました。