単身赴任で、仕事を中心とした生活をしていた時は、家族と過ごすのは毎月の帰省のタイミングでの食事だけだったりしました。
いまは治療のために、ほとんどの時間を故郷の街で生活をしているため毎週末を、土曜日は妻と過ごして、日曜日に実家に顔を出して母と食事をする時間を持つようになりました。
特に実家の母は、がんサバイバーでも先輩にあたり抗がん剤治療や放射線治療などを受けたのち維持療法を続けて10年以上になりますが、そのせいでわたしの治療の辛さと余命が読めない不安な生活のことをよく理解してくれます。
特にがんの治療がどうとか、そんな話はしないのだけども、まぁ、自動車で外食にでかけて、味覚障害で味がわからない中でそれでも美味しいものを一緒に食べておしゃべりします。
のんびりした時間を毎週毎週持つことができるのは、幸せなことだなぁと思いました。