ようやく2クール目の最後の抗がん剤投与日、つまり2ヶ月目のday 15、ゲムシタビン(ジェムザール)6回目の日です。


通院治療室(ケモ室)の手順にも慣れてきました。

点滴を受けるベッドかリクライニングチェアに案内された後、簡単な問診。

もちろん主治医の診察済みなので、ほとんどは確認漏れがないかのチェック。そして、投与薬の確認があります。


そのあと、いよいよ点滴のルートをとるのですが、毎週のように打つと、腕の血管も挿せる箇所が無くなってきます。

もちろんCVポートを埋め込めば良いとはいろいろな体験者から聞いているのですが、主治医先生は「まだ、腕から取れる」と言い切ります。

でも、上手い下手があるのか、点滴ルートを1回で取れるケモ室の先生もいるのですが、だいたいは2回くらい失敗します。


つまり、ほぼ、毎回グサっと刺して、ぐりくり。

そして、ダメだとわかって、グサグサ。ぐりぐり。


特に抗がん剤ゲムシタビン(ジェムザール)は、pHが低く、つまりきつい酸性のため点滴してる間は凄まじく痛みが出るばかりではなく翌日に腫れたりします。

いわゆる血管痛がひどいのです。

(写真は、点滴をうっているところと、その翌日以降に血管痛で腫れてる様子、主治医に見せるために記録したもの)



そんなこともあって、ゲムシタビンの点滴では、なるべく血管痛の少ない良い血管を選んで、なるべく一回でルートをとってもらう必要があります。


ということで、今日の点滴。

点滴のルートをとってくれたケモ室担当の先生はとても上手でした。良かった。

先週までのところは腫れたりして大変でしたから。


ゲムシタビンの点滴中は、痛みが出ないように温めてもらっています。実は、点滴終了後は冷やすと翌日以降の血管痛が出なくて良いらしいですが、なかなかそこまで器用なことができません。


うーん、難しいですもんね。


さて、副作用を頑張って耐え忍んだら、また休薬週です。次の休薬週には、造影剤CTスキャン検査とか組まれているのですが、副作用が少ない気持ちの良い時間を持てるかもというのは、今から楽しみだったりします。