抗がん剤GC治療、第1クールday15。ゲムシタビン3回目の投与日でした。
ゲムシタビンは、商品名ではジェムザールと呼ばれていて医師や看護師の間では「ジェム」と呼んでいるのを何度も聞きました。
通院治療室(ケモ室)でも、他の患者さんのところでもよく聞く名前なのでかなり広く使われているように思います。
で、このゲムシタビン。かなり強い酸性(ph3)のため投与してる間の痛いということがわかってきたので、副作用はさほどでもないとしても点滴打つのは緊張します。
本音を言えば、嫌い。あまり打ちたくない。
そして、今日さらにこいつが嫌いになったのは、ルートをとるのに失敗されまくるからです。
一度目、ぐさり。
「落ちないですね」と看護師。
グリグリ。
「やはり、落ちないです」と看護師。針をグリグリしながら皮膚の下の血管をさぐるもうまく血管の中に通らないようです。
やり直し。
ぐさり。
「落ちないです」と看護師。
ぐりぐり。
「うまく、いかないなぁ。すみません」
結局、3回目でなんとかルートとれて、点滴することができました。
ついてくれてる看護師さんがぼそっと、
「簡単に(ルートが)取れそうなところあるのに」
と一言。
ただでさえ、打ったところが血管痛などになるのに、投与当日にグサグサさされたら嫌いになってしまいますよね。