抗がん剤GC(ゲムシタビン-シスプラチン)治療の第1週を終えて、退院しました。
といっても第2週目は明後日からスタートするので、退院帰宅そうそうに次の準備を始めなければならないのですけれどね。
退院の日は、朝からバタバタ大忙しでした。
まず、外来治療室(いわゆる「ケモ室」)の通院オリエンテーションを受けてきました。赤十字献血センターのようにずらっとベッドやリクライニングチェアが並んだ部屋があり、点滴を受けている最中は部屋から出られないとのことでした。
つまり、部屋から出られないというところが、入院治療との大きな違いです。
4時間以上の点滴の場合も食事に出たり飲み物を買いに出られないので、昼食(軽食)と飲み物を必ず持ってきてくださいと説明されました。
昼食と飲み物はいいのだけど、トイレどうしよう?
トイレはもちろん室内にあって点滴棒コロコロ押しながら使えるのですが、狭い通路の奥だし男女それぞれひとつずつしかない。
ウロストミーの私は2時間くらいでパウチはいっぱいになります。もしかして、夜間蓄尿袋かレッグバッグを使った方がいいやつ?
どうしようかな?
質問したら、夜間蓄尿袋を持ってきてくれるならありがたいという反応でした。
4時間コースの日は、持ってくることにしましょう。
通院治療室説明も受けた後、退院事務手続きを慌ただしく終了。病室のお隣のベッドの人にも簡単に挨拶。
治らない病気での入院、退院というのは考えたら微妙な気持ちになりますね。
「たぶん、また通院で会ったりするでしょうから、またよろしく。」そんな話をして、荷物引っ提げて病室をあとにしました。
ナースステーションで、腕に巻いているIDタグの輪っかを切って外してもらって、病院会計へ。
正確には病院出口の会計が済んだら完了なのですが、気持ちとしては腕の輪っか外したら退院ですよね。
入院時の荷物をコンパクトにしていて良かった。たった1週間なのに、筋力が落ちていて荷物が重く感じました。
なにはともあれ退院です。