腫瘍内科病棟に入院しました。昨年に入院した泌尿器科病棟とは雰囲気がまるで違っていました。同じ大学病院でナースステーションなどの部屋の配置はほぼ一緒なだけに、すごく違和感があります。科によってここまで変わるものか。


まるで戦場。


看護師さんも、「キビキビ、テキパキ」というより「キリキリ、バタバタ」しています。聞いた話では、少しのミスも許されない患者さんが多いせいではないかというのとでした。


この病棟には、私と同じ希少がん患者も多いみたい。そして、患者さんもイライラしていたり、痛みが続いて大変そうな声が聞こえてきます。

さらに、小児がんエリアから聞こえてくる子供たちの元気な声がとても切なく聞こえます。


個室を希望したものの満床とのことで、4人部屋。たぶん、長くかかる人はずっといるんだろうな。おかげで同室の患者さんの話はまるまる聞こえてきます。


みんな大変そうです。


さて、私自身についてはまずストーマのケアをどうするか決めないといけません。

自宅からひとりタクシーに乗るために入院荷物もコンパクトにまとめてきました。なので、カバンひとつ。中身は、ストーマケア用品が一番奥にちゃんと入れて持ってきています。


パウチ交換はどこですれば良いんだろう?


泌尿器科病棟ほどオストメイトはいないし、今回は個室ではないので、ストーマのパウチなどの交換スケジュールと交換場所をどうすれば良いか尋ねてみました。

腫瘍内科では使用頻度の低い処置室を、使ってもよいとの看護師から回答もらえました。


うーん、どうしようかなぁ。浴室でも交換できるか、次の交換日の様子みて考えることにします。


悩むことは、先延ばしにしちゃえ。


同じ大学病院の建物内の科による違いのひとつを、昼食の時間に気がつきました。

食事は基本的にはベッドまで運んでくれます。泌尿器科だと基本は廊下まで運ばれた食事を受け取りに行ってました。運んでくれることが当たり前なのは、動けない患者さんが多いからかなと。私もたぶん動けなくなる口かも。


さて、明日からいよいよ抗がん剤治療開始です。抗がん剤の副作用にどんなものが出るか最初のうちわかれば、対処薬でなんとかするという作戦だととりあえず理解しています。


どんな副作用が出るかわからないうちの投与を、通院でなんとかできる気がしないよね。

まずは、入院させてもらえてまずは安心。ありがたや。