退院後、初めての外来診察日でした。
まずはストーマ外来へ。パウチの管理状況を尋ねられました。
妻に正面から見てもらいながら、鏡を使って位置合わせするのが大変と言ったら「3ヶ月もしたら鏡も使わずにできるようになりますよ。」と専門看護師さん。ほんとかなぁ。
夜間蓄尿袋の扱い方や処理方法など教えてもらって、また次回の予約を設定しました。
そして、その次は泌尿器科。
かなり待たされて主治医の診察室へ。
診察室の椅子に座るなり、主治医は暗い表情で、病理検査結果を映し出したパソコン画面を見せてくれながら、内容を説明してくれました。
「残念ながら、リンパ節に転移が確認されました」
膀胱全摘で根治治療を目指し、リンパ節郭清をしました。そのリンパ節に癌があったということです。
つまり、膀胱にできた腺癌が前立腺などへ浸潤している(T4)というこれまで通りの診断結果に加え、リンパ節への転移が加わったことになります。
上皮がんとは違って有効な化学治療法が無いということで、今後は頻繁に検査を行なって転移再発の早期発見に努めることになりました。
これまで、単身赴任先の地には3ヶ月後には戻って職場復帰を目指したいとあちこちに言っておりましたが、戻るのはもう少し先になりそうです。
職場に説明することを考えると、気が重たいなぁ。説明すると、さらに気を遣われるんだろうなぁ。