今回の膀胱全摘・回腸導管手術のあとに通過すべき関門は1. ベッドから降りれること→ 2. 食べ物が口から食べられること(元の回腸をつなぎ合わせたところが機能する) → 3. 回腸導管が機能する→4.歩行やストマケアなどの社会生活が送れる だったのですが、いよいよ「4」の歩行やストーマケアの段階になりました。

まずはチューブ類が外され、そして、紙おむつから普通の下着へ変更になったという記録。


5月23日のLINEから

おはようございます。昨夜の雷の間の気圧変動のせいか、夜中しばらく痛いやら苦しいやらでした。ようやく朝がきました。


食事を完食できてるので、(栄養点滴するための)首の点滴ポートを取り外してもらいました。


お腹に取り付けていた廃液チューブを抜きました。(午前中のレントゲン検査やあれこれ検査忙しかったけど、その結果抜いて大丈夫と)


すべてのチューブが抜けたので、すっきりしました。


今日は熱も下がって(午前中は37.0℃までさがって)気持ちも良いうちに、いろいろ進展がありました。


午前中のうちに、お腹の中の廃液を捨てるための廃液チューブを抜きました。抜いた後の後はどうするのかな思ってたら、保護材だけ被せて貼ってあとは自然に肉芽が盛り上がって塞ぐのだそうです。AKIRAにでてくるようなイメージなんだなぁと、びっくりしました。


これらの処置を進めるために熱があろうがつらかろうが、レントゲン室まで連れていかれたり容赦なく責め立てられた午前中でしたが、おかげで午後はすっきり。


ナースステーションまで往復歩けました!頑張った。たぶん往復で20メートル。



5月24日のLINEから

紙おむつ卒業しました。(普通の下着に変わりました)


点滴チューブもはずれ、紙おむつもはずれて普通の下着になって、ついてるのは今後一生つきあう蓄尿パウチだけとなりました。

で、全部はずれてどうなったかというと、管まみれで寝てるしか仕方なかった患者が、手術後の痛みだの筋力低下のため動けずに寝てるだけの患者に進化しました。

一日のほとんどやっぱり寝てるだけです。


それでも、37℃を切る時間帯がでてきて、熱が下がると頭がクリアになります。いろいろ考えたりできるのが今は一番感謝です。