いよいよ入院しました。
入院のために予約していたタクシーの運転手は、よく喋る人だったので気が紛れました。
タクシー運転手に、
「お腹切りに行くんですよー。」
そんな軽口を叩きながら、大学病院に到着。
入院受付から案内されて病棟へ。病棟受付では、リストバンドをつけてもらいます。そのあとベッドに案内されて、いろいろな書類にサイン。ベッドについては、個室を希望していたのですが、空いてませんでした。残念。
手術日までは、4人部屋の廊下側のベッド。その部屋は、1つのベッドが空いてるので3人で共用の部屋でした。わたしの隣のベッドは、手術終わったばかりの人。看護師さんとしている会話の内容からすると、やっぱり癌を切ったということらしい。奥の人も会釈程度の挨拶はしたけれど、調子あんまりよくなさそう。これから手術かな。
年齢層は高めで、北関東の大学病院の泌尿器科と雰囲気は似ていると思いました。
入院したものの、のんびり時間は過ぎていきました。
手術日までの段取りは、①手術説明、②ストーマ専門看護師との打ち合わせ、③麻酔医との面談、④手術準備と進むらしいです。
手術のあとに備えて、不足分をあれこれ買い物をしておくように指示もされました。
買い物といっても、家族に頼むような大きなものはなくて、病院内のコンビニやドラッグストアで揃えられるとのことでした。
パンフレットに書かれたよくある入院セットのほかに、紙おむつ、洗面器が指示されてたのですが、考えたら洗面器を忘れたので買いに行かなきゃです。
紙おむつは、サイズなどを自宅で確認したのを持ってきているので、たぶん、大丈夫!なはず。
あとは、ストーマ装具のケア用品。ガーゼや剥離剤、洗浄用ソープなど。これも院内のドラッグストアで揃えることができます。
しかし、一方で病棟内は新型コロナ感染症対策のためお湯のサービスが中止になっていてらコーヒーが手軽に飲めません。さすがに病棟の自販機で売ってる冷たい缶コーヒーでは我慢できなかったので、夕方の買い物のときに院内のカフェでコーヒーを買ってきました。
コロナ対策の影響はあちこちにあって、面会禁止どころか外部の者は病棟内への立ち入り禁止になっているので、手術当日の家族立ち合いがどこまでなのかきいておかなければといけないと思いました。