この日の日記も暗い。でも、まぁ、こんなこと考えてたんだよなぁ。


スマートフォン入れているアメリカの医学書アプリMSDマニュアルをぱらぱら見ると、膀胱にできる腺がんの記述もあるにはありました。というか、ちゃんと書いてありました。その上で、珍しいのは珍しいということも改めて認識しました。尿管からの転移の可能性が排除されているかチェック必要とあるけど、たぶん、これはチェック済みなんだろうなぁと思います。そして、5年後生存率の低さは、まぁ、そうなんだろうなぁ。仮に40%として、転移再発するまでは多分元気に生活しているだろうから、気になるのは転移再発してから死亡するまでの時間と、その手前の時間の比率。膀胱全摘したらどこに転移再発するのかと考えたら、やっぱり肺か骨なんだろうなぁ。肺だと多分そんなに時間がかからないから、逆に考えると再発までの期間は5年ちかくたっぷりあるのかも。


そう考えたら、とりあえず、部屋の中の昔の荷物の整理をしておかなきゃという気になって、とりあえず、定年後に自分の歩みを振り返る道具にと思ってとっておいたような昔からの趣味グッズのいくつかを捨て始めることにしました。たぶん、のんびりした「老後」はないだろうしねぇ。捨てるだけ捨てて、代わりに残りの時間を楽しめるものを集めておこうという気持ちになります。


そうしておけば、最後の数ヶ月くらいを昔を振り返るのではなくて、その「現在」のやりたいことをきちんとやりながら、そして多分やり残しておくことができるだろうなぁと。


夜、久しぶりに妻がエレクトーンを演奏している音が聞こえてきたので、エレクトーンのそばに寄り近くで聞きました。音楽を弾くのを聞けるのはいいなぁと思う。妻にはもっといろいろ弾いて聞かせてほしいと、今度いつか言おうと思いました。