妻に付き添ってもらって故郷にある大学病院へ行きました。いよいよ転院です。私は34年ぶり、妻はつい昨年に入院した経験があり今も通院中。そんなこともあって、病院までの途中の交通経路や病院の受付システムに詳しく、妻の存在が頼りになりました。


わたし自身がその大学病院に入院してた時の建物からは、建て替わっていてすっかりキレイになっていました。診察券は昔のものを持ってきたので見せると昔のカルテは残っているとのことで、新しい診察券に切り替えてもらえました。こういうことは、ちょっと安心感ありますね。


大学病院の初診はやはり待たされました。

通された診察室では、まず、転院元の大学病院からの紹介状にある情報を元に今後の方針の説明をされました。

説明を聞いた結果、どうやら「珍しいがん」と言われた最新の病理検査の結果のFAXなどが情報に反映されてない気がしたので、おそるおそる聞いてみました。


「あのー、実は病理検査の結果、腺腫が混ざっていることがわかったと言われて、こちらの病院にFAXで検査結果送ってくれたはずですが来ていませんか?プレパラートも送ってくれると聞いています。」


病院での医師はだいたいみんな忙しく早口なので、なかなか口を挟みにくいのですが、こういうことは言わないとダメですね。自分への戒めにもメモ残します。

次からは、医師に話すべきメモをちゃんと書いて持って来ようって。


そしたら、それを聞いた初診担当医師の対応が激変、いったん待合室に戻され、情報確認の間さらに待たされることになりました。

しばらくして、再度、診察室へ。

FAXで届いた検査結果は確認できたが、プレパラートはまだ届いていない。プレパラートが到着したらこちらの大学病院で病理検査をする。

その病理検査の結果が出てから治療方針を決めるので、また少しの時間がかかる。

その待ってる時間を利用して、骨髄への転移有無の検査のため、骨シンチ検査を行う。これは、3月17日に予約。

転移元大学病院からのプレパラート到着後、こちらの大学病院での病理診断し、治療方針を決める。

3月28日(月)の外来診察時に、病理検査結果を見て治療計画を決める。


つまり、よくある癌なら、抗がん剤治療をした後に膀胱全摘出手術。希少癌なら抗がん剤治療の効果は見込めないので、いきなり膀胱全摘出の手術と。


今後の進め方は、こんな感じ。

まだまだ先が読めません。