家族へのLINEやメモ帳に書き留めた日記を集めていく作業を少しずつ進めています。これは、がんがわかった後の初めての週末の日記。
単身赴任でひとり関東に住んでいるのですが、娘の大学のこともあり、がんの治療や入院のことなど相談のため帰省することにしました。
土曜日の朝に出発、空港まで1時間半、飛行機に搭乗して1時間、そこから1時間の合計3時間半で故郷の町です。
相談することは、まず、娘の問題を片付けることでした。もうね、片付けたことにしてしまいました。そして、治療をどう進めるか、仕事をどう続けるか、あとはお金の問題。
紹介してもらった大学病院の初診日がまだ先で方針がわからないものの、手術入院3週間、その後リハビリで日常に復帰、障害者手帳ももらうコースかなぁと話をしました。新型コロナのためのまんぼう(まん延防止)の中で、入院中の面会もできないだろうからそのまま大学病院で治療かなぁと。職場の上長とは相談を始めているので、おそらく仕事を続けることは支障ないだろうとか。
そして、お金については、かけている医療保険などの約款や手続きを調べましょうと家族内での役割分担など決めました。
あと、膀胱がんでは、竹原慎二というボクサーが膀胱全摘出手術して新膀胱にしたという話を妻から聞かされたので、調べてみました。リンパ節への転移の有無がひとつの分かれ目になるのかと、とりあえず理解。Kindleで出てる本「見落とされた癌」(竹原慎二、双葉社)も読んでみようと思います。
リラックスしていろいろ相談できたのは、すべて家族のおかげと、感謝。
そして、また飛行機で3時間半、単身赴任先の町に戻ってきました。