神戸も梅雨入りして☔️
ジトジト&ムシムシ😞💦
う〜ん、梅雨入り前の
灼熱地獄🌞よりはマシな気も。
この時期、紫陽花に続いて
アガパンサスも咲き始めました
🍀
さて、話は変わりますが、
先日、ある医師のSNS を
たまたま拝見していて、今頃
気づいたことがあります
それは認知障害について。
🍀
Kさんは、最後まで
記憶力という点については
さほどは衰えた感じは
なかったです
(どちらかと言うと
私の方が怪しいかも😅)
なので、私は、
Kさんに認知機能障害が
起きてきているのでは、
とは、あまり考えなかったです
🍀
ただ、月日が経って
改めて当時を振り返ってみると
幻聴や幻臭を訴えることがあり、
認知機能障害があったのかな
と気づきます。
🍀
Kさんは、入院時には
せん妄を起こしやすい傾向は
ありました。
恐らく、筋ジストロフィーで、
1人では身体が自由にならないため、
より強いストレスがかかったことや、
肝機能障害のために
脳のアンモニア濃度が上がる
という背景もあったのではと
思ったりします。
そういう入院せん妄は
急激にはっきりした形で
幻覚や幻聴が現れるので、
私にもすぐにわかりました。
また、本人自身も
これはせん妄かなと何となく
わかっていたようです。
なので、
症状は急で激しいものの、
退院すれば元に戻るという
感じでした
🍀
一方、Kさんが最晩年に、
幻聴や幻臭を訴え始めたとき
私は、それが、
持病の進行、或いは、
加齢による認知障害だとは
気づけませんでした
そのことで
対応を間違ったかなと
今更ながら
思ったりします
🍀
Kさんは
亡くなる半年くらい前から
次のようなことを訴え始め、
私は対応に困りました。
一つは、幻聴で、
男女の話し声がすると訴える時と、
配管を叩くような金属音で
眠れないという2種がありました
私は当時、
認知障害だとは気づかず、
話し声については、
DM1の過眠傾向や寝落ち時の
夢現の話かなと思っていて、
Kさんにもそうじゃないの❓
って言ったと思います。
一方で、単純な金属音については
難聴の影響かなと
思っていました。
つまり、幻聴そのものを
否定はしませんでしたが、
認知障害だとは
気がつかなかったわけです。
ただ、幻聴の度に
管理人に確かめて貰って欲しい
というのには閉口しました。
何度かは、来てもらい、
今は音はしてないけど、
さっきまでしていたのかなあ〜
との話で、
その場を収めていました。
🍀
かように、音については
難聴や寝落ちの影響かなと
私なりの解釈を当時はして
穏便に対応してましたが。。
腑に落ちなかったのは、
Kさんが「異臭がする!」と
時にひつこく訴えることでした。
そのターゲットになったのは
バスタオルやタオル、
Tシャツについてでした。
最初に、Kさんが
これらの異臭を訴え始めたとき、
私は、洗濯時の乾燥が
不十分だったのかしら❓と、
まずは思いました。
ただ、私が匂っても異臭はせずで。
でも、念のため、
再度洗濯しなおして、
改めてしっかり乾燥させました。
しかし、Kさんは、
まだ、変な臭いがするから、
何とかしてくれ😡
って、私に怒ります💢
どんな臭いか訊いても
はっきりとは言えないようでした。
とにかく臭いと訴えるばかり・・
どうにもできないことの押し問答に
終いに私も腹を立てて、
大喧嘩になり
お互いにヘトヘトになりました。
Kさんは奥様が怠慢だと思い、
私は、Kさんがあまりに我儘だ
と思い、
互いに腹を立てたのです。
🍀
幻臭という類の認知障害を
当時、知っていたら
もう少しマシな対応法が
あったのかもしれないと思います。
どうすればよかったのかは
未だにわからないですが。。
🍀
振り返ってみて、
Kさんの持病の進行とともに、
頻回の粗相や吐き戻しの始末、
飲食や着替えの介助、
転倒時の介助、
難聴への対応等、で、
ワンオペ介護による
身体的疲労が極限近くなって
いたのも事実です。
加えて、当時はコロナ禍で、
新しくヘルパーさんを頼んだり、
デイケアに新規で入るのが、
なかなか難しかったという問題も。
ただ、身体的疲労は、
第三者の手さえ借りることが
出来れば、それなりに、
軽減できるように思います。
🍀
一方、要介護者の
認知障害や性格変容に伴う
介護者の精神的疲労は、
身体的介護負担とも相俟って、
介護鬱により繋がり易くなるように
私の経験からは感じます。
毎日必死の思いで介護しても、
訳の分からない文句を
言われるようになると、
やりきれなくなります。
ただ、
その訳のわからない訴えが
認知障害かもと気づけていたら、
医師に相談するなりして、
何らかの助言が
貰えていたかもしれない
って、思うこの頃です。
🍀
単なるKさんの我儘ではなく、
認知障害のためと気づけていたら、
もう少し、
自分を追い詰めずにいれたかなぁ〜
もう少し、
Kさんに優しくしてあげれたかなぁ〜
とも、思ったり。
🍀