介護タクシーの話の続きです。

今回、Kさんの通院のために介護タクシーを探していて、知ったこと。

まだ、すべてではないと思いますが、
ちょっとまとめてみます。

🍀

まず、介護タクシーは、法律で決まっている名称ではないらしい。。

で、所謂、介護タクシーと言われるものにはいくつか種類があるようです。

料金体系やサービスの範囲も違うらしい。

🍀

(その1)
一般のタクシー会社が、ユニバーサルデザインのタクシーを用いて運行するもの。

もちろん、身体障害用タクシー券は使えます。

車両購入には公的資金による補助があり、最低でも一台につき二人のドライバーが研修を受けている。

本当は、これが普及すれば、折り畳み式の簡易電動車椅子利用者には一番便利な筈なのですが。。

東京圏以外では、普及率がきわめて低く、配車予約不可としていることが多い❓

また、車があっても、介護タクシー要員が手配できないと断るタクシー会社もあり、

実際的には役に立ちそうにない❗️😖

まあ、タクシー運転手の高齢化もあって、通常より労力使う、所謂、部が悪い運行はしたくないのかもしれません。

個人的にはですが、
そうした理由で必要な利用者が拒否されるのを防ぐために、

簡易電動車椅子積載の場合には、
その労力の分、

プラスアルファの若干の追加料金を決めて頂くこともあってもいいかなと感じます。

だいたい、欧米では、
乗客数や大型荷物数について、
加算料金があるのが一般的ですし、

日本もそろそろ、
そうした料金体系に変えた方がお互いにいいかも。。  と思ったり。🤔
 

🍀

(その2)
一般的に言うところの、
介護タクシーの専門業者。

個人営業の場合が多そう。

料金体系は、一般的には、
<迎車料金 + 実車料金> で
障害者用タクシー券も使える。

乗降介助が必要な場合には、
自費払いで、介助可のところもあり。

これは、日程が合う介護タクシー業者を乗車地近辺でみつけられれば、
使い勝手が良いと思いました。

問題点は、地域によって、
この種類の介護タクシー業者が多い地域と、少ない地域に分かれること。

つまり、数が少ない地域では、
かなり早くから予約をしていないと、
常連利用者で予約が埋まっており、
単発では入りづらいらしい。

で、どんな人たちが、
常連利用者なのかなと思っていたら、

その一つには、透析患者さんもいるらしい。。なるほど〜。使う方は、週3回利用されますものね。

あと、診療科は問わず、月一とか隔月とかに通院されてる方は、

次回通院日が決まった時点で、
次回の介護タクシーを予約するらしい。

だから、便利だけど、
かなり早めに、近隣のところに、 
予約しておく必要がありそう。

🍀

その3)
ケアセンターなど、
介護保険による介助を主にしている会社(介護事業所)が行う通院支援。

料金体系は、一般的には、

< 迎車料金 + 実車料金 + 介護保険による介助料の自費負担分1〜3割>

タクシー券の利用可。

介護保険による介助料は、
乗降介助と身体介助などがあり、
利用者の状況により変動あり。

地域によって違うけど、
乗降介助は1000円程度、これに身体介助も付加されると計2700円程度らしい。

介護保険料率1割の方なら、
身体介助までつけても300円に行かないわけで、そうした介助が必要な方には、
オススメらしい。

で、3割なら、
乗降介助で330円、身体介助まで加算すると810円が介助料として、自費払いになるらしい。

この問題点は、
ケアセンター運営なので、

まず、ケアセンターと契約を結び、
居宅での介助等の介護保険利用が前提となるらしいこと。

以前のブログで、
ケアマネさん紹介の介護タクシーの料金が理解しづらかったのは、

ケアセンターの介護タクシーを
紹介されたためと判明。

特に介助が不要でも、
自己負担は大したことないし、
そこと契約しても良かったのですが、

やはり、本来不要な介助料が、
介護保険に請求されることが疑問に感じたことと、

業者としては、
介護保険請求のために、
必ず、利用者の居宅に一旦入る必要があると言うので、

コロナ禍、鬱陶しくなり、
今回は利用を諦めました。

身体介助の必要な方には、
きっとオススメかな。。

🍀

タクシー券を使わなくてもいいなら、
(その4)の方法もありますが、

その話は、また、次回。

🍀