BABYMETALに紅白はいらない | ベビメタ・ラブ <BABYMETAL LOVE>

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メタル世代より少し年上のロック世代からのベビメタ愛ブログです!
BABYMETALについて思いきり主観で書いてますがご容赦を!

 今年の紅白歌合戦、巷では、出場の気配濃厚と言われていたBABYMETAL

でしたが、結局今年も出場とはなりませんでした。

 

 

 BABYMETALの世界観を守るために、ベビメタサイドから紅白出場を辞退したのでは、とか、事務所の力関係、要するにアミューズの紅白出場枠の4枠(福山雅治、Perfume、星野源、SEKAI NO OWARI)のため出られなかった、とか色々な説がネットニュースで流れていますが、真相はわかりません。

 

 前回ブログで、もしBABYMETALが紅白に出た場合について、色々妄想を書きましたが、結局不出場ということで、肩透かしを食らった気分とともに、正直ホッとしています。

 

 やはりどう考えても、これまで見てきた紅白の、老若男女にわかりやすくある意味ダサい演出や空気とは、BABYMETALはマッチしない気がします。

 

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 一部メディアによれば、出場者がベビメタの後ろで悪魔のコスプレで踊って盛り上げるなんて記事もありましたし、ビルボードアルバムチャートにランキングしたベビメタと、シングルチャートにランキングしたピコ太郎の対決企画で、”ピコ太郎vsメタ太郎”なんていう色物扱いもされかねませんでした。

 

 

 

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 また、 前回のブログで書いたように、新人若手歌手は、毎年の紅白で必ずと言っていいほど、ベテラン演歌歌手の後ろで踊らされます。

 

 BABYMETALが海外でどんなに活躍しても、日本の芸能界では10代の新人歌手に過ぎないので、同じように扱われる可能性が高いでしょう。

 

 ベビメタ三姫様が演歌歌手の後ろで踊る、となれば、黙っていないメイトが多いかと思います。

 そう考えると、BABYMETALの世界観を守るために自ら出場を辞退したという可能性は低くないように思います。

 

香西かおりの後ろで踊るももクロ

 

 

  今夜ようやくBABYMETALウェンブリーアリーナ公演のブルーレイを鑑賞しましたが、”日本人初”という名に恥じない素晴らしいクオリティのライブだったことをあらためて再確認しました。

 

 

 東京ドーム公演のとてつもない感動を経験した後に、すでにWOWOWやファンカムで散々見てきたウェンブリーのライブをいまさら見てもどうなんだろう、と思っていましたが、いやウェンブリーのライブ、やっぱり素晴らしいです!

 

 

 例えば”GJ!”のようなハードコアな曲は、ファンカム動画だと、音質が悪くて最後まで聞くに耐えなかったのですが、いい音質でゆいもあの高難度ダンスパフォーマンスとともに鑑賞すると、この曲の素晴らしさをあらためて実感できました。

 

 そして、個人的に感慨深かったのは、SU-METALの紅月の表現力の進化です。

 思い起こせば、2014年後半の一時、紅月の高音部の歌唱が辛そうに感じる時期がありました。メイトの中には、SU-METALも声変わりして、紅月を封印する時が来るのではないかなどと語る人もいたのを思い出します。

 

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 しかし、あれから2年が経ち、ウェンブリーでは、低音から高音まで自在に操り、2年前よりはるかに表現力を増した、スケールの大きな紅月を聴かせてくれています。

 SU-METALに対し、もうあの頃のような心配をするメイトは誰もいないでしょう。

 

 

 

 このウェンブリーアリーナのライブ、たくさん語りたいことがありますが、それはまたの機会に。

 

 ただ、BABYMETALのコアなファンでなくても、音楽の好きな全世代の人々、そして私と同世代のかつてのメタル・ハードロックファンにも、この日本の三人の少女がもたらしたこの歴史的なライブ映像をぜひ観てほしい。

 そう断言できる素晴らしいライブ作品です。 

 

 

 日本の芸能界の不可解なしがらみとは、全く別次元で素晴らしいパフォーマンスを全世界に向けて発信し続けるBABYMETAL。

 

 

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 ウェンブリーアリーナのライブを鑑賞し、彼女たちに紅白なんて必要ないな、とあらためて実感する夜でした。