DLIVE LOG -9ページ目

DLIVE LOG

“Life with Sports Brand” DLIVE
フットボールライター itch のブログ

Football goes on  vol.81

「イタリア戦プレビュー」


フットピーポーよ!ついに日本の第二戦イタリア戦を迎えます


 





 



今回は、生で観てきたイタリアの情報をもとに



プレビューをしてみたいと思います



 



今大会のイタリアですが、はっきりいって強敵です



 いまのとこやってるサッカーの質ではブラジルより上、かなり手強い相手になるでしょう



 



メキシコ戦ではユーロのトップ下を置く4-3-1-2からモトリーボを1列下げ



ピルロ、デロッシとスリーセンターを形成させ、トップもバロテッリ1人に削り



マルキージオ、ジャケリーニを列目に配置する4-3-2-1という布陣でした



 



いわゆる“クリスマスツリー”です。モントリーボが1列下がったことにより



バイタル手前のエリアからパスが供給されるポイントが1つ増えました



 



メキシコはこのモントリーボと、ピルロのWレジスタが捕まえきれず



中盤を制圧されてしまったのです



 



ユニークなのが2列目の構成で、マルキージオ、ジャケリーニと



センターハーフタイプをここに置いている



 



この二人は攻撃力というよりもトータルバランスに優れ



メキシコ戦での任務は主にフォアチェック



 



今大会のイタリアはかなり高い位置でボールを奪ってきます



遠藤は細心の注意を払わないといけません



 



高い位置でボールが奪えた時は手数をかけず



早い攻撃ができない時は3列目でじっくり回す



 



いずれにせよ、攻撃の仕上げはもちろんスーパーマリオ、バロテッリ



 



その凄まじいフィジカルで、多少雑なボールでもゴールにねじ込む



昔でいうビエリを彷彿とさせる日本が一番苦手なタイプです



 



バロテッリはビエリと違いスピードもあります。実は裏取りも上手い



ディフェンスラインを上げたくても上げられない、困ったストライカーです



 



おそらく勝負どころでは、ミランのホープ、エルシャーラウィや、ジョビンコを



2列目もしくはトップに入れてくるはず



 



このイタリアに対して、守り勝つのは難しいと思います



 



活路を見出すとしたらリスキーな守備を突いての打ち合いでしょう



 



イタリアの弱点があるとしたら、やはりサイドです



 



4-3-2-1はサイドプレーヤーがサイドバックのみ



メキシコ戦では右サイドで数的優位を作られ、何回かピンチ迎えていました



 



狙うとしたらスリーセンターの中で最も守備が弱いモントリーボのサイド、左サイドです。



 



左サイドバックを務める今季ミランでブレイクしたデ・シリオは



オーバーラップには目を見張るものがありましたが



その強気なポジショニングの裏には広大なスペースが広がっています



 



イタリアのサイド攻撃はサイドバックのオーバーラップが前提



サイドバック裏のスペースを狙い、オーバーラップを自重させれば



イタリアはサイド攻撃の手段を失います



 



だから右サイドには、岡崎よりも起点になれたり、仕掛けられる選手が欲しい



 



僕が推すのは乾です。彼のドリブルを活かせるスペースがあるはずです



 



イタリアのカテナチオの門番達、キエッリーニ、バルザッリはスピードに弱い



ロングボールを放り込むより、サイドから細かいパスで崩すのが有効です



 



この2人はハーフナーや前田よりも岡崎を苦手とするはずです



イタリアのラインはかなり高いので、岡崎なら一発で裏を狙える事も期待できる



ワントップ岡崎をこのイタリア戦でも継続してもらいたい



 



今大会のイタリアはブラジル以上に、前への圧力が強い



メキシコですら押し込まれました



 





 



ブラジル戦のように受けに回ったら思うつぼ、ハーフコートマッチになるでしょう



 



手数をかける攻撃もダメ、イタリアのプレッシングはいまのところ今大会No.1です



中途半端なポゼッションでは、危険な場所でボールをかっさわれます



 



プレッシング合戦で根くらべをし、サイド勝負、これしかないでしょう



 



コンフェデは正直、勝てなくてもいい大会です



 



W杯1年前に、何かを掴む大会だと思います



 



1戦でザッケローニは試合後に「これは日本では無い、50%も力を発揮しいていない」



とコメントして苦しい言い訳をしていました



 



それは当然で、サッカーとは相対的なスポーツ、力関係というものがあるのです



アジア予選では出せた力、やれるサッカーも、相手の力が違えばそうはいきません



 



「自分たちのサッカーをやるだけです」これは力が勝る強者のセリフ



 



弱者は強者に「自分たちのサッカー」をいかにやらせないか、考え抜かなければいけない



 



自分たちの世界での立ち位置を掴み、その状況の中で、有効な武器を磨き、勝利を目指す



そんなサイクルの中で重要な大会、それがコンフェデだと思うのです



 



それにしてもある程度のモデルケースを作って、この大会に望めよ!って思うけどね



 



はたして我が代表監督は母国を相手に、失墜した評価を取り戻せるのか?



それとも、さらに評価を落としてしまうのか?



 



誰よりも詳しいはずの母国が相手、言い訳はできませんよ、Mr.ザッケローニ




 



ボンジーア!

昨日のマラカナン選手入場の動画です
※ボリューム注意





ね?すごくいい感じでしょう?

僕ら日本人もがんばらないとね。19日はレシフェで君が代を熱唱してきます

それじゃあ、チャオ!



Football goes on 特別編 ~itch ブラジルへ行く~ vol.6 後編


試合開始1
時間前になったので、ビールを買って、自分の席へ

気になる眺めは前からほど近い、なかなかの席!

 

 

とにかくメキシカンが盛り上がってました!雰囲気は完全にメキシコホーム

 

ウォームアップで選手たちが入ってくると、メキシコ選手には大歓声

イタリア選手たちには大ブーイング!耳をつんざく指笛がこだまする

 

このブログを読んでくれている人ならば、この日の僕のTシャツが

青色だということはもうお分かりでしょう(笑)

 

そしてラッキーな事に、僕の席はアウェイサイドのコーナーフラッグ前

 

ブッフォン兄貴が目の前に!

 

思ってたよりもデカい!ボールを使う練習が始まるまで

憧れの先輩を見守る乙女の視線で、兄貴に熱視線送ってました、かっこ良かった~

 

ボールを使う練習が始まってからは、視線は自然とピルロに

 

もう凄いのなんの、圧巻はロングパスを出し合う練習でした

 

インサイド、インステップ、アウトサイドあらゆる種類のキックを

右足で、左足でチェックするように蹴っていたんですけどこれがもう全部ドンピシャ

 

パス相手のデロッシを半歩ほどしか動かさず

ボールが彼の右足に向かって飛んでいくんです

 

遠藤!これだよ、これ!

 

そうこうしているうちにあっという間に試合の時間になりました

 

イタリアのスターティングメンバーはユーロメンバーをベースに

数名の新メンバーを加えた布陣

 

対するメキシコは国内リーグメンバーをベースに

ドス・サントスや香川のチームメイト、エルナンデスなどの

「海外組」をミックスした編成

 

フォーメーションはお互い4バックで、メキシコははっきりと4-2-3-1

イタリアは4-3-2-1に現地では見えました

 

何が驚いたって、髪の毛を切ってすっかり普通の見た目になったマリオさんよりも

イタリアのサッカースタイルです

 

前回のユーロ編のFGOで随分とイタリアのエセ攻撃サッカーを批判しました

 

ところがどうでしょう、イタリアが完全に攻撃サッカーにシフトチェンジしてる!

 

どこか腰が引けた、ユーロのアズーリと違い

この日のアズーリは前に出る強い意志を観ていて感じました

 

その意思の表れが出ていたのが最終ラインの高さです

 

常時、センターラインから10メートルぐらいをキープ

陣形を非常にコンパクトにキープして、相手ボールの時間とスペースを奪っていました

 

ついにプレッシング発祥の地が覚醒したのかもしれません

 

攻撃もいい感じでした、モントリーボを少し下げ気味に置き、ピルロと近づけ

ピルロ、デロッシ、モントリーボの3人で滑らかなパス回しを見せていました

 

シャビ、イニエスタ、メッシ、とまでは行かないものの

このゲームでボールを支配していたのは間違いなくアズーリ

 

ゲーム終了後のポゼッションが物語っています

 

 

あのメキシコを相手に、6040。あのイタリアが、ですよ

 

前回のブログで中途半端な攻撃サッカーとイタリアの事を書いたことをお詫びします!

 

しかし、スタジアムで初めてアズーリを観たんですけど

ピルロってスタジアムで観ることで、よりその凄みが分かる選手だったんですね

 

よく選手たちの評価で「視野が広い」ってやつがあるじゃないですか

 

あれって、やっぱりその選手が蹴れるボールの距離で決まるんだって今日知りました

 

ピルロはほぼピッチの半分ぐらいならどこへでも正確なキックができる

 

だからほんとスケールのでかいゲームメイクをするんです

 

こっちはピッチレベルよりも見やすい俯瞰気味でピッチ全体を観てるのに

ピルロはピッチレベル、平面視点にも関わらず

こっちの「次はここに出すなって」予想より、その上を行く凄いとこに出しますからね

 

またパスの質が美しい、綺麗なスピンがかかってスーッと飛んでく

膠着した展開、テンポを一気に変えるピルロのロングパス、芸術ですよあれは

 

もしスタジアムで生ピルロを観る機会があったら

ピルロ視点で見ることをお勧めします

 

ほんと、面白いというか、途中から頭の中をのぞいてみたくなります

 

絶対、いい監督になりますよ、ピルロ

 

1-1に追いつかれても、この流れならイタリアが決勝点取るだろうと思っていたら

マリオさんの決勝ゴール!いやあ目の前でしたよ!ユニ脱ぐの早い、早い(笑)

 

 

速攻でイエローもらうマリオさんにスタジアムは爆笑!役者ですな!


 DLIVE バロテッリTシャツはこちら


ちょっとこのアズーリの仕上がりは予想外でした

グループAの勢力争いの構図は見直しが必要です

 

1位抜けもありえるほど、今大会のイタリアはいいです

 

正直このイタリアは日本には荷が重すぎます

 

日本代表にとってあまり明るい要素は見つからなかったこの敵情視察

 

ま、それは置いておいて、マラカナンで生まれて初めての生アズーリ、最高でした!

 

ピッチの外でアップするジョビンコの小ささにたまげました、あんな小さいとは!

 

逆にマリオさんハンパないよ、もう動く石像レベル(笑)でかい!

 

もうまだまだ書きたいことは山ほどあるけど、既に相当に長くなっているのでこの辺で

それではまた、日本の試合前に、チャオ!