いつも多大なるご支援ご声援誠にありがとうございます。本年度、24チームのATリーダーを務めさせていただきます、新4回生の羽場遥香(はるか)です。

今回は「今年にかける想い」について書かせていただきたいと思います。

昨年23チーム全員が思い描いていたであろう「日本一」という夢は思いもよらぬ所で途絶えました。試合が終わってから数日は、「日本一」という目標を達成するための「全学の舞台」にも立てなかった、そんな現実に理解が追いつきませんでした。

自分達なら絶対に勝てると信じていたあの日の事を忘れられません。やれる事はやって来たし、同志社一丸となって挑んだつもりでした。しかし、「○○したつもり」だとか「同志社は強い」とかいう、その根拠の無い自信みたいなものが自分達を苦しめる事になったのかもしれません。

過去3年間を振り返り、尊敬するあの偉大な先輩方でも成し遂げる事が出来なかった「日本一」「関西制覇」を24チームで達成するには計り知れない努力や挑戦が必要だと感じています。また、23チームの結果を受けて、「日本一」だけでなく「関西制覇」という大きな砦を再認識し、同志社は「挑戦者」として大きく変化を遂げなければなりません。今の同志社が「全国制覇」を成し遂げる為に、部活動への姿勢や意識から改革し、総力戦で挑みます。

また、今年のATは昨年に引き続き、個の強みを活かした組織ATを考えるラクロスを通して実現します。昨年より一層個の強さを追求し、全員が1つのプレーに意図を持ち、相互にコミュニケーションを図って共通理解を深めることで、パワーアップした強い同志社ATを作り上げます!見ていて感動して貰えるような魅力的な同志社ATを創りあげるので楽しみにしてください!


ここから少し個人的な決意表明をさせてください笑

関西決勝試合終了後、試合の熱が落ち着き我に返った瞬間、現実を見て怖くてたまらなくなったのを覚えています。たった60分の為に何時間も何年もかけて努力してきた事実やその60分の試合に込められた計り知れない思いを想像すると言葉で言い表せない感情になりました。

もちろん試合には全力で挑みましたが、そういう事ではなく「負ければ続きの無い試合」に出場させてもらえる選手として、1シーズン通して責任覚悟を持ち続けなければならないと思いました。

正直、昨年23チームのATサブリーダーとしての振る舞いは不十分だったと思います。もっと出来る事があったし、沢山ぶつかればよかった。自分の甘えた行動に後悔しています。だから今年こそは自分が引退する試合で「やりきった」「後悔はない」と思える程にチームメイトに干渉し、要求し、幹部で話し合い、コーチさんと密に関わり、同期を頼り、沢山の事に挑戦したいと思っています。

私はラクロスを始めて今年で7年目です。人生において何かに熱中してがむしゃらに努力する経験はこれが最後になるかもしれません。これまで支えてきて下さった方々に感謝し、これまでの努力をラストイヤーで最大限に発揮出来るよう、「全国制覇」という目標を掲げるチームの幹部に相応しい選手になれるように謙虚に貪欲に成長を重ねます!!

そして、過去のラクロス人生で、コーチの方々や先輩方にさせて頂いた経験をもとに、集大成として、そして幹部として責任を持って強い同志社を作り上げ、チームを勝利に導きます。

最後になりましたが、いつもご支援ご声援を頂いている関係者の皆様、OG・OB、保護者の皆様に少しでも恩返しが出来るよう、そして関西決勝・全学決勝の舞台でリベンジし、強い同志社として全国に名を残せるように全力で精進して参ります。本年度も引き続き応援の程、宜しくお願いします。



羽場遥香