こんにちは!
本年度主将を務めております篠原詩歩です。

まず初めに、平素より同志社大学女子ラクロス部を支えて下さっている皆様、いつも多大なるご支援とご声援誠にありがとうございます。
部を運営する立場になって改めて、自分たちの未熟さを痛感し、本当に多くの関係者の皆様、応援してくださる方々の支えがあって、この素晴らしい環境で日々ラクロス出来ていると実感しております。
この感謝の気持ちを大切に、過去これまでに成し遂げた事ない全国制覇という結果とそれを掴む私たちの姿で、関わる全ての方に夢を与え、恩返しできるよう、部員一同これからも精進して参ります。今後とも同志社ラクロスをよろしくお願いいたします。

本題に入りますが、今回はリーグ開幕に向けた意気込みをブログに書くことになりました。

同期のブログが続々と更新される中、何を書けばよいかを考えられず、結局頭の中で整理がついていないので、長く拙い文章になると思いますが、温かい目で読んでくださると幸いです。(部員はいつものことだと思って、頑張って解釈しながら読んでください。笑)

ブログで何を書こうか、、自分の1回生の頃から今に至るまでの経験や考えを振り返ろうかな、とか、24チームで2月からキックオフして6ヶ月間のあれやこれやを振り返ろうかなとか、書こうと思えば、キリがなかったので、今回は今年私たちがが全国制覇をする為に必要だと思うことについて書こうと思います。

過去2年、同志社が負けている根本的な原因は、【全員が勝つことへの確信とその想いの丈を感情や言動で爆発させれていないこと】にあると私は思っています。負けの原因は、個々の技術力でも、完璧な戦術でもない。全員の想いが爆発しきれていないから、その最高峰の技術力やチーム愛を120%出しきれずに負けてしまう。逆に、全員が勝つことだけを見て、全員と真っ向から意見を交わし、全力で声を枯らして、心の底から勝つんだという闘志を燃やし続けてさえいれば、大抵のことは気持ちで勝つことができると思います。

同志社が負ける理由ってこれなんだ、と確信したのは、昨年の関西決勝で関西学院大学に負けた時でした。
余韻に浸るつもりは全くありませんが、正直去年の私たちのラクロスだったし、日本一レベルだし、現に閉会式でベスト10に選ばれた選手の内5人が同志社。そんな最強なメンツを含め全員で戦い、某フル代表のHCが作り上げた唯一無二のラクロスを持ってしてでも、勝てなかった。

試合初めから取って取られての均衡したしんどい試合展開が続きました。勝ちたい、勝ちたいそう本気で思ってました。でもどこか、点をそう簡単には取らせてくれない焦りと勝たなくてはいけないという恐怖から、全員が真剣な面持ちで、修正の時も地面に目を向けがちで、自分の事に精一杯でした。

1点リードで4Qに入った後、4Q開始先制点を決められ関学に同点に追いつかれた時、一気に会場の雰囲気が関学に飲まれ始めたと私は感じました。まだ同点なのに、なぜかその時すごく脅威に感じました。それは関学の勢いだけでなく、自分たちの勝てる確信とやり返してやるという気持ちが追いついていない感覚がありました。

そこから関学の猛攻は止まらず、ベンチフィールドスタンド全員の抑えきれてない爆発的な気持ちを、一本のシュートに込めてバコバコ打ち込み、シュートを決められた瞬間を、リストレから見ていました。私はATだから、みんながDFをするときは声を出すことしかできないけど、あの時のH残りから見た、関学のフィールドにいる選手たちのメラメラ感とスタンドベンチからのあり得ないくらいの熱気は忘れられません。やばい、やばい、、としか思えず、それがまた焦り恐怖に変わっていきました。

そんな感情を味わったからこそ、自分たちの敗因はこれなんだと確信に変わりました。
均衡した試合になることはわかってたし、上手くいかなくても決して下を向かずに、不安になる必要はなかった、同点になった時も“もしかして”とかの感情を思い起こさず、勝てると信じ続ければよかった、、関学の熱気に立ち向かうほどフィールドベンチスタンド全員が自分たちの気持ちを爆発させればよかった、、

でも同志社はその気持ちを持って、爆発させることが出来なかった。これは私自身に向けての言葉でもあり、フィールドに立たせてもらっていた立場であるにも関わらず、本当に最低だと思います。当時、やばい、点数を取りに行かないと負けてしまうという焦りで、絶対自分ならいけると思える余裕もなく無双状態に入れなかったし、あの時あのタイミングでもっとチームを上げれたなと思うし、行動でも示せたのにと思いました。

みんなは当時、気持ちを爆発させられてたでしょうか。何があってもどんな状況でも同志社が勝つんだと、確信して声を出し続けれてましたか。

おそらく、みんな勝ってほしいってスタンドから必死に声を出してくれてたし、絶対に守るし絶対に点決めるし、勝ちたいって思ってました。でも、勝利を望むだけでは、あの試合には勝てませんでした。今年こそ、自分たちを信じて、ただ自分たちが勝つことだけを考えて、入りから気持ちを爆発させて戦い続けよう!

同志社は熱い信念を内に秘めた真面目でかっこいいチームです。私も、入部してから変わらない同志社特有のかっこよくて誠実な雰囲気が大好きだし、冷静な面を持ってそうに見えて身内になれば超うるさい同志社が大好きです。
でも、悪く言えばクールすぎて、自分の殻に閉じこもって破れてないと思います。今年こそ、全員が同志社勝つんだという自信とその想いの丈を抑えることなく全力で爆発させてやりましょう。学年、立場は関係ありません。誰かが信じて戦ってる姿に感化されて、また別の誰かが自分の感情を爆発させられるかもしれない。

同志社が今年全国制覇をするために必要なのは、全員が勝利だけを見てメラメラとした感情を爆発させて、自分も仲間も信じ続けることです。
全員が“勝ちたい”ではなく、“勝つんだ”と想いをもって、その為に全員がそれぞれの立場からできる120%の想いを爆発させて勝ちに行こう!!クールな同志社ではなく、暑苦しい同志社で絶対にみんなで勝とう!!!

長くなってしまいましたが、以上で私の決起ブログとさせていただきます。
是非同志社ラクロスの応援よろしくお願いいたします!



篠原詩歩