7月21日（日）
実は今回の旅行では、事前の天気予報が前半は晴れ、後半はずっと雨、という予報だった。
我々の今回の旅行の最大のイベントが大雪山黒岳登山であったのだが、元々これを後半に予定していたのを、天気予報を見て急遽予定を変更して旅行の初日に持ってきた。
この変更のため、宿泊予約も何日か変更する必要があり、結果として7月21日という混雑が予想される土曜日の宿が取れなくて困っていた。
とにかくどこか空いているところを、ということで結果として富良野の南、占冠（しむかっぷ）というところの宿を取ったのだが、
そこのホームページを見ると、「トマムの雲海見物の基地として」というくだりがあり、そうか、それなら我々も雲海を見に行くか、となった。
旅館のおかみさんに聞くと、朝4時過ぎには現地に行った方が良いとのこと。
事前に雲海予報を見ると、
雲海発生確率は30% だという。
わぁ〜微妙。
朝必死に早起きして見に行って雲海が出なかったらがっかりだなぁ、とも思ったが、折角のチャンスなので、トライしてみることに。
朝3時前に起きて、3時半には宿をあとにトマムに向かう。
トマムまでは車で30分。
4時過ぎにはロープウェイ乗り場に着いたのだが、すでに長蛇の列。
ロープウェイは5時からということだったのだが、沢山の行列に早めに運行を開始してくれ、
4時20分には乗ることができた。
ロープウェイに乗って後ろを振り返ると雲海が発生している。
ヤッタァ！
いいぞ、いいぞ。
ご存知星野リゾートのホテルも半分雲の中。
色んな展望台があって楽しめる。
そうこうしているうちに7時をすぎるとどんどん雲がなくなっていった。
束の間の絶景だった。
この後、帯広に行きご存知六花亭でお土産を買う。
記念に帯広駅もパシャリ。
まだ早かったが、お昼に食べようと帯広名物豚丼の弁当を駅構内で買う。
これをナイタイ高原牧場で食べたのだが美味しかったぁ。
日本一大きいと言うナイタイ牧場。
ここも15〜20年ぶりくらいかな。
広大な景色で素晴らしいのだが、とにかく暑い。
帯広市内を走っていた時の気温は36℃だった。
日陰を探して弁当を食べたあとは、早めに今晩の宿、然別峡かんの温泉へ行った。