台風がまだ東日本に接近していません。予報よりもかなり速度が遅いようです。いつになったら日本から遠ざかるのでしょうか? そこで今日(9/20)は、台風以外のトピックスを書きたいと思います。
患者の命がどうなろうが、そんなこと知ったことではない、というのでしょうか?
大阪府岸和田市の岸和田徳洲会病院で、看護師の男性が、医師の指示がないのに劇薬の鎮静剤を投与したという問題。
今回の問題が起きたのは、今年7月7日のことですが、この看護師の男性は、高齢の男性患者に、別の患者に投与していた劇薬の鎮静剤「プロポフォール」を投与し、それを日報に書かず引き継ぎもしなかったそうです。
投与しているところを別の看護師が目撃し、病院に相談したことで今回の問題が発覚。この看護師は「暴れる患者をおとなしくさせたかった」と話しているそうです。
結局、病院側が今回の問題を岸和田保健所に報告し、保健所側が行政指導する事態になり、さらには今月に入って大阪府警にも相談したそうで、この問題の男性看護師は、懲戒解雇されたそうです。
そもそも、医師の指示なしに、劇薬の鎮静剤を投与すること自体に問題があり、人の命を何だと思っているのか、とどうしても思ってしまいますが、それだけでなく、患者が暴れているからと言って、鎮静剤でおとなしくさせるという発想が、あまりにも安易すぎるように思います。患者が暴れているのであれば、医者や他の看護師さんに応援を頼めば、こんなことにならなくて済んだのに、と思います。
自分一人で何とかしようと、独断に走り過ぎたという感じがします。「プロポフォール」は、呼吸停止や急激な血圧低下を引き起こすリスクがあるそうで、結果的に患者の容体には影響がなかったそうですが、リスクも考慮なしに、安易に薬に頼った、という印象がどうしても拭えません。それも医師の指示がないのであればなおさらです。懲戒解雇は当然のことだと思います。
全国の病院で看護師不足が問題になっている中で、こういったことがあると、安心して病院に通えないし、入院自体がリスクになりかねないように思います。
これ以上こういった問題が起きませんように。