こんなことまで出来る時代になってしまったのかと思うと、恐ろしくて嘆かわしい限りです。
障害者に交付される「駐車禁止除外指定車標章」の偽物を生成AIで作成した上で使用したとして、大阪府高石市の会社員の男が書類送検されたという事件。
今回の事件が起きたのは今年6月のことですが、この男は大阪市北区の公道で駐車禁止の場所に駐車した上で偽の「駐車禁止除外指定車標章」を車のダッシュボードに掲げた疑いがあるそうですが、それに先立つ4~5月に、生成AIでこの偽の標章を作成したそうで、近隣住民からの苦情で駆け付けた警察官が、この標章の番号が登録されている人物に連絡したところ「そんなところにはいない」と話したため、今回の事件が発覚。
この男は「駐車料金を浮かしたかった」と話しているそうで、生成AIで作成されたこの偽の標章は、見た目では分からないほど精巧で、警察官がこの男の供述に基づき生成AIに指示したところ、実際に作成できたそうです。
AIを悪用した事件は過去にも起きているけれども、今度は偽物の「駐車禁止除外指定車標章」が作成できてしまうことに驚きです。こういった事件が起きてしまうと、他の標章もAIで偽物作り放題になりやしないか心配です。
4年前の台風15号の接近時には「静岡県内で起きた水害」とされる画像が、実際は生成AIで作成された偽画像と判明した問題も起きており、災害時の状況を偽装することも出来てしまう状況が恐いと感じます。
奇しくも、自分の地元の千葉県では、豪雨による被害が起きており、AIを悪用するのは許せません。それに「駐車禁止除外指定車標章」の偽物を作る神経も理解できません。この標章は、駐車料金を浮かすためのものではなく、障害を持ちながらも車の運転をしている人たちを冒涜しているようにも思えてなりません。障害を持っている人の気持ちなど、これっぽっちも分かっていないに違いありません。
結局この男も「金、金、金」なのでしょうか? 駐車料金を浮かしたつもりが、とんでもない大きな罪となって返ってきただけで、あらゆる意味でかえってマイナスになってしまったように思います。
これ以上こんな男の真似をする人が出ませんように。