一般の路線バスでなくても、こんな風にバスによる事故に巻き込まれてはたまりません。
愛知県名古屋市南区の交差点で、男女2人をスイミングスクールのマイクロバスではねた上、そのまま逃走したとして、このマイクロバスの運転手の男が捕まったという事故。
今回の事故が起きたのは昨日(5/29)の夕方のことですが、この男は、現場近くのスイミングスクール「名古屋スイミングクラブ」の送迎用のバスを運転中に、横断歩道を渡っていた男女をはねて死亡させたうえ、そのまま逃走した疑いがあるそうです。乗客はいなかったそうですが、2人をはねてから350m離れた住宅や車に衝突し、ようやく止まったそうです。
この男は85歳と高齢でベテランだったそうですが、中型バスの運転がスムーズにできなくなっていたことから、より小型のマイクロバス専属で運転。そしてバスの運転手が思うように集まらず、手伝ってもらっていたそうです。
全国で高齢ドライバーによる事故が相次いでいる中での今回の事故。今回は乗客がいなかったそうですが、送迎用に子どもたちが乗っていたらと思うと、さすがにゾッとします。
このスイミングスクールでは、バスの運転手の確保に苦労していたようですが、いくら人が足りないからと言っても、事故を起こしては、何にもならないように思います。特に送迎用のバスは、スイミングスクールの「顔」とも言える存在であり、スイミングスクールの存在までも危うくしかねないように思います。下手をすれば、今回に事故をきっかけに、このスイミングスクールを辞める人が出るかもしれません。
そうでなくても子どもがバスに乗るのを恐がったり、保護者が車や自転車の送迎に切り替えたりすることが容易に想像できます。安心・安全なはずの送迎バスも、こういった事故一発ですべて台無しになりかねない恐さを感じます。
結局名古屋スイミングクラブが謝罪し、バスの運行を見直すまで休館することになったそうですが、磐越自動車道でマイクロバスの事故で高校生が亡くなった事故が起きたばかりなのに、立て続けにこういったバスの事故が起きては、バスの信用も、バスの運転手の信用もなくなってしまったと言わざるを得ないように思います。送迎バスも安全ではなくなってしまったのでしょうか?
このままでは、送迎バスでなく、路線バスでさえも、利用客が誰もいなくなってもおかしくないように思います。バスの信頼回復をどうするのか、業界全体で考えないといけないように思います。