俗に言う「弱り目に祟り目」とは、こんなことを指すのでしょうか?
石川県七尾市の和倉温泉の旅館「十番館」で、エアコンや配管が盗まれたという事件。
この「十番館」は、能登半島地震の影響で廃業になったのですが、3月にエアコンや電気の配線、さらには客室の水栓までもが何者かに盗まれたそうです。
この旅館は、サウナ特化型のホテルとして、12月のオープンに向けて改装工事に5月から入る予定だったそうですが、このスケジュールに影響が出かねない事態になっているそうです。
この事件を取材したTBS系列のMRO北陸放送によると、金属の買取価格の高騰が背景にあるとみられていて、被災地の能登地区での窃盗事件は、昨年は569件で、震災前の2.3倍に上るそうです。
地震で大きな被害に遭い、再起を図ろうとしている中で起きた今回の事件。ただ単に許せないだけでなく、被災者の人たちの足を引っ張っているだけのようにしか見えません。
それどころか、復興しようという気持ちまでもが萎えてしまってもおかしくないように思います。こんな被災地にも金、金、金ばかりの人たちがはびこっているのでしょうか?
旅館が廃業して、旅館で働いていた人たちや周辺の住民までもが気落ちしているのが容易に想像できる中で、廃業しても狙い撃ちにされた感じがあり、追い打ちをかけるように今回の事件が起きてしまったように思います。
今回の事件の犯人に、復興の気持ちがないのは明白ですが、一体どこからどうやって七尾市までやって来たのか気になります。今回の事件の犯人みたいな人が、他にもいるのでは、と考えたら恐ろしくもなります。
最低でも、能登半島地震の被災者をいじめたり、被災者の気持ちを逆なでしたりするのは止めてほしいと思います。