年が明けてからもこんなトラブルが発生。こんな状況に不安を持っている人が多いに違いありません。
熊本県熊本市内を走る熊本市電で、車両の運転席から火花や煙が上がったトラブルがあったという問題。
今回のトラブルは1/1に起きたものですが、運転士が出発しようとコントローラーのハンドルを回したところ、火花や煙が上がり、さらには炎まで上がる事態にまでなる様子がドライブレコーダーに記録されていたそうです。
熊本市電では、これまでにも信号無視があったり、走行中にドアが開いたり、車両の脱線事故があったりするトラブルが頻発したのですが、これに続いて今回の問題が発生。
さらには、熊本市電の運転士や車掌にインフルエンザの感染が広まり、乗務員およそ100人のうち14人が感染して出勤できなくなっているそうで、今度の3連休は、運転本数が2割あまり(380本→300本)減らすそうです。
熊本市電にとっては、「泣きっ面に蜂」とも言える状況なのかもしれませんが、サービスが制限される事態になり、一番の被害者は、市電の利用者なのは間違いありません。
これまで乗務員や乗客の安全を確保するために何をやり、これから何をしていくのか、「再生プロジェクト」なるものを最近ウェブサイト上に載せたようですが、それだけ現実との乖離が激しいように思います。
長年経営難になっているという報道もあるようですが、それによって安全がおろそかになるようでは、何のために市電が存在しているのか分からなくなっているようにも思えてなりません。
同じく事故が多発して経営難に陥っているJR北海道の二の舞にもなりかねない恐さを感じます。まして今みたいに、乗務員にインフルエンザが流行している状況になるようでは、市電を運営している熊本市交通局の乗務員に対する健康管理の在り方も問われているように思います。そういう意味では、熊本市電の不安材料が尽きない状況になっていることは間違いありません。
上述の「再生プロジェクト」が、今の熊本市電の「処方箋」になるかどうか、真価が問われているように思います。