名前の分からない男 | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

信じられないような出来事という感じがしますが、実際に起きてしまいました。

兵庫県神戸市中央区のコンビニで、缶ビール1本を万引きしたとして男が捕まり、神戸地裁に起訴されたという裁判。
今回の事件が起きたのは今年6月のことで、万引きした男が店長に取り押さえられ、現行犯で捕まったところまでは珍しくないのですが、この男は、捜査段階から一貫して名前も生年月日も答えなかったそうです。
事件の1か月前までは野宿していて、それ以前は「友達の家に2~3か月いた」と話したそうですが、友達の名前は言いたくないそうで、弁護人や裁判官からこれからどうするつもりなのか尋ねても、「そこは考えていない」「家族や友人、頼れる人はいてない」と答えるだけだったそうで、結局神戸地裁の裁判官は、この男に罰金15万円の判決を言い渡したそうです。
捕まった時の所持金は81円だったそうで、これからのことも考えてなく、頼れる人もいない中で、一体どうやって生きていくのか、と真っ先に思ってしまいました。これは自分だけでなく、裁判官や弁護人も同じことを思ったに違いありません。もっと素直になればいいのに、何をそんなに頑なに名前や生年月日を答えなかったのか、自分たちの理解を超えています。
生活保護を受けられるようにするなど、福祉につながればいいのですが、氏名も生年月日も分からないままでは、支援団体の人たちでさえも、支援どころの話ではないのが目に見えているように思います。
このままでは、野宿生活と刑務所とを行ったり来たりするだけの人生で終わってしまいそうな感じがするのですが、どうすればこの「負の連鎖」を止められるのか分かりません。
どうすれば、こんなひねくれた生き方を止めさせられるのでしょうか?