捏造で大喜びしている人がいる? | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

捏造された投稿でこんな事態に。こんなことが日常茶飯事になったらたまりません。

SNSで中傷されて自殺した木村花さんの母親が、中傷の投稿をしたとされる「投稿者」の大阪府内の女性に賠償を求めたという裁判。
この裁判で、木村さんの母親側の弁護士が、アカウント情報からプロバイダーに発信者情報開示を求める裁判を起こし、投稿したとされる女性を特定したそうです。
しかし、この「投稿者」とされる女性が、「そもそも投稿していない」と反論し、投稿日時の記載がないことを理由に、「第三者の捏造」として、逆に木村さんの母親に反訴したそうです。
この2つの裁判の判決が今日(8/30)同時に言い渡され、問題の投稿は捏造の可能性を認めた上で、木村さんの母親が容易にそれを知りえなかったとして、双方の請求を退けたそうです。
結局、問題の投稿は、誰がしたのか分からない状態で判決を言い渡したことになり、「真の投稿者」が誰なのか気になります。
そんな「真の投稿者」が、今頃今回の裁判のニュースを見聞きして、「ざまあみろ」と大喜びしているのでしょうか?
捏造したとされる投稿一発で、双方の人生や生活を狂わせることになり、余計な負担を増やしてどうするつもりなのかと言いたくなってしまいます。こんな「真の投稿者」を許すことは出来ません。
これと同じような捏造された投稿あるいは偽投稿が、今回日本を襲っている台風10号でも起きていて、台風10号の影響で関東地方でも記録的な大雨になっていることに関連し、実際には起きていない「多摩川氾濫」とされる偽画像が、次々とX(旧Twitter)に投稿されているそうです。その偽画像は、アメリカでの洪水や、5年前の台風接近時の画像など様々ですが、いずれも、今回の台風接近とは全く関係ない画像が使われているそうです。
その背景として、多くの収益を得るために、インプレッション(閲覧数)を集めようとするいわゆる「インプレゾンビ」の存在や、アダルトサイトのURLを紛れ込ませて誘導する「スパムアカウント」の存在があるとNHKが報じていました。結局捏造も、最後は金なのでしょうか?
いずれにしても、こういった捏造された投稿で、人の不幸を笑ったり、金儲けしたりする人がいることに憤りを覚えます。捏造ばかりの社会はごめんです。