役所に行くのも命がけ? | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

いくら役所に不満があるからと言っても、こんなことは止めてほしいと思います。

愛知県高浜市の高浜市役所で、男が灯油のようなものをかぶって火を付けたという事件。
この男は、高浜市役所の1階で、自分の腹部を刺したうえ、灯油のようなものをかぶって火を付けたそうです。火は20分ほどで消し止められ、男は建造物侵入の疑いで現行犯で捕まったそうです。
ただこの男は重傷で病院に運ばれたそうで、周りにいた職員3人も軽いけがをしたそうです。職員がさすまたで男の動きを封じようとしたものの、男は「死んでやる」と叫びながら今回の犯行に至ったそうです。
男は、高浜市役所と2年前から納税によるトラブルがあったそうですが、それが原因かどうかは別にしても、この事件により、窓口業務がすべて停止したそうです。
市役所には、高浜市の職員だけでなく、一般市民も訪れていたようで、一歩間違えていれば、どんなことになっていたか分かりません。
市役所に限らず、官公庁や都道府県庁といった組織では、どうしても批判の対象になりやすいのですが、だからと言って、何をやってもいいというわけではありません。
もちろん、おかしいことをおかしいと言うのは当然のことなのですが、役所で灯油のようなものをかぶって火を付けることなど尋常ではないように思います。
今回の事件では、けが人が少なかったのですが、窓口が休止されてしまい、大勢の市民に迷惑をかけてどうするのかと言いたくなってしまいます。
これで、職員だけでなく、一般市民にもけが人が出たら目も当てられません。役所に行くのも命がけになってしまったのでしょうか?
この男の怒りが、一般市民に向けられたらと思うとぞっとします。この男にまっとうに生きてほしいと願うのは無理なのでしょうか?