未成年に散弾銃を渡した男 | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

未成年の子どもにこんなことをさせる意味が全く理解できません。いったい何を考えているのかと言いたくなってしまいます。

愛知県常滑市沖の小型船の上で、12歳の少年に散弾銃を渡したとして男が捕まったという事件。
この少年は、自立支援施設「粋塾」の入所者で、男は、「粋塾」の代表者の妻の女と、この少年に、愛知県の許可を得て所持していた散弾銃を渡していたそうで、この少年は、海に向かって発砲したそうです。
その様子を「粋塾」のトップである代表者の男がスマートフォンで撮影していたそうで、この少年は、今回の事件により、児童相談所に通告されたそうです。
また「粋塾」の代表者の男は、この施設に入所していた10~13歳の少年4人に、経営している建設会社で働かせた疑いですでに捕まっていて、中には11歳の少年に、油圧ショベルを運転させた疑いもあるそうです。
「粋塾」は、引きこもりや不登校などの子どもたちを受け入れ、共同生活する中で自立を促す全寮制の施設だそうですが、こういった実態があると、入所者の少年を奴隷扱いしているだけのように思います。
また、子どもに散弾銃を渡すこと自体、どういう神経をしているのかと疑いたくもなります。子供の自立につながるとは到底思えないのですが、こういったことを平気でやる人がいるのが驚きです。
個人的には、「戸塚ヨットスクール」を真っ先に連想しました。校長の戸塚宏氏が、暴行したり海に突き落としたりして訓練生を死に至らしめて警察に捕まり、大きな社会問題になったのですが、「粋塾」の実態も、この「戸塚ヨットスクール」と大して変わらないように思います。
結局は、「自立」を謳っておきながら、未来ある子どもたちを奴隷みたいに扱い、あるいは犯罪に加担させて児童相談所行きにしたりして、あまりにも自立とは程遠いことをやっているとしか思えません。
子どもたちを「金儲けの道具」としてしか見ていないから、こういった事件を平気で起こすように思います。
正直、この施設に入所している「粋塾」の子どもたちが心配です。これ以上子どもたちの人生をもてあそばないでほしいと思います。