強制ボランティア | DK Voice Official Blog 「Voice of DK Voice」

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今思っていること、感じていることを書いていきます。通常は日本語で書きますが、英語で書くこともあります。I write my current thoughts and feelings.I write them in Japanese normally,but sometimes I write them in English.

盛り上がった優勝記念パレードの裏側は、こんな感じなのでしょうか?

大阪府と大阪市の職員が、昨日(11/23)行われた阪神とオリックスの優勝記念パレードにおいて、職員2500人をボランティアとして無償で動員されたとされる問題。
大阪府知事の吉村洋文氏は「募集は任意で業務命令ではない」と話したそうですが、実態は、大阪府は、希望者の名簿を各部局で取りまとめた上で、実行委員会に報告するよう求められ、大阪市は、局ごとに集める人数の目安も伝えたそうです。こういった実態に現場では「強制」と受け止められ、労働組合側は代休や交通費などを求める文書を大阪府知事と大阪市長に提出し、大阪ボランティア協会も、「今回の活動はボランティアではない」「職務と位置付けるのが妥当」として、文書で要望を出したものの、結局対応は変わらなかったそうです。
個人的には、真っ先に、2008年に新入社員の女性が過労自殺した「ワタミ」を連想しました。
この年に、この新入社員の女性が、休日だったある日、会社の新人研修に参加していたのですが、この研修の内容が、朝8時から夕方4時まで、福祉関係の施設で1日ボランティア活動をするというものだったそうです。
しかも、このボランティア活動のレポートの提出も義務化されていたそうですが、実質的には「強制」なのに、「ボランティア」であることを理由に、この活動分の給料は全く出なかったそうです。
実態が「企業や上司からの指揮命令下にある活動」としか思えず、「職務」以外の何物でもないように思うのですが、これを「ボランティア」だと位置づけているワタミに、疑問と反発を感じたのをよく覚えています。
その後、ワタミは、「ブラック企業大賞」を受賞することに。そのワタミのトップが、参議院議員に転身した後、ワタミのトップに復帰し、あまりにも節操がなさすぎる、と個人的には今でもそう思っています。
今回の大阪府と大阪市の対応は、まさしくこのワタミの対応と全く変わっていないように思います。強制的にボランティアの動員をかけておいて、タダ働きさせる神経が理解できません。
いくら税金の無駄遣いが叫ばれているこのご時世とはいえ、実態が「職務」である以上、休日出勤手当や交通費を出すのは当然だと思うのですが、そんなことをする気はさらさらないというのでしょうか?
そうだとしたら、無駄を省くところを間違えているとしか言いようがないように思います。
兵庫県や神戸市でも、今回の優勝記念パレードで、職員を動員したそうですが、公務として扱い、代休の取得も促しているそうです。こんな天と地との差があるくらいの対応を恨めしく思う大阪府や大阪市の職員がたくさんいるに違いありません。
こんな風に職員に「強制ボランティア」をさせるようでは、大阪府や大阪市は、今年のブラック企業大賞にノミネートされること間違いなし。
そのうち、こんな馬鹿げた対応に嫌気がさして、大阪府や大阪市の職員が大量に辞める日が来るのでしょうか?