こんないい加減な資料を提出してでも、原発を止めるつもりはないというのでしょうか?
日本原電が、福井県敦賀市にある敦賀原発2号機の再稼働に向けた審査の資料に、誤りが多数見つかったという問題。
日本原電が原子力規制委員会に提出した資料の中に、1300箇所以上の誤りがあり、審査が中断したそうです。
原子炉建屋の真下を通る断層が将来動く可能性があることを原子力規制委員会の専門家会合が指摘してきたのに対し、日本原電が断層が動く可能性はないと反論してきたのですが、その断層のデータや資料に誤りや書き換えが多数見つかったそうで、日本原電の杜撰な対応が指摘されたのですが、その杜撰さは、今も変わっていないようです。
ひとたび原発事故が起きたら、多数の人たちが住みかを追われたり、野菜や果物、魚介類の風業被害が出たり、あるいは、長期にわたる鉄道の運転見合わせや高速道路の通行止めが発生したりすることは、福島原発事故を見れば分かることだし、事故云々に関係なく、そもそもビジネスで、資料の内容に誤りが出ることは許されないことなのに、こんな風にいい加減な資料を作成して提出して
金を貰っている人がいること自体驚きです。こんなことで、原発再稼働して事故が起きたらどうするつもりなのかと言いたくなってしまいます。
そういう意味では、日本原電に、原発再稼働する資格はないし、原発を運営する資格はないと思います。
そうでなくても、日本原電は、茨城県那珂郡東海村にある東海第二原発を再稼働しようとしています。原発の30km圏内に94万人住んでいて、事故が起きたら、94万人一斉に避難するのは、物理的に無理なのに、それでも再稼働をあきらめない方針でいます。
東海第二原発で事故が起きたら、被害規模は、福島原発の何十倍、何百倍になるのは間違いないのに、再稼働する方針を止めようとしません。そんな中で起きた今回の問題。
2019年にも、原子力規制員会に提出した資料の中に多数の誤りがあって審査が中断したのに、また同じことが起きてしまいました。
日本原電は、原発事故なんてどこ吹く風で、「自分たちとは無関係」と思っているに違いありません。でもそんな態度で、原発事故が防げるとは到底思えません。
個人的には、日本原電は、原発事故を起こした東電を超えた「超ウルトラブラック企業」だと思います。
日本原電は、さっさとすべての原発を解体して、経営破綻してもらいたいと願わずにはいられません。